また投票に行けなかった(締め切り寸前に)

 日曜の参院選でこんどこそ、と思ったけど、結局めんどうになってやめてしまった。なにって、締め切り寸前に投票に行くこと。7時59分に入り口のドアが閉まるのか、投票箱が封印されるのか。それまでに入場してれば8時少しすぎても投票可能なのか不可能なのか。そのあたり、どうなってるんだろうかね。競馬場みたいにベルが鳴って、投票締め切りのアナウンスは流れないだろうが……。って、いっつも気になるんよ。7時57分くらいに投票所行ってみてえなって。でも、なんかわざわざギリギリに行くと迷惑っぽいし、テレビで一斉に結果予測が出る瞬間も好きだし……とか。いや、後者は勇気が出ない言い訳か。ネットで調べりゃわかるかもしらんけど、次への宿題としておこう。
 言い訳といえば、投票行動自体が言い訳みたいな感じがして、いつもどうもなにかもやもやしたものが残る。なにせ、例えば経済政策一つとってみても、その道の専門家や、それをブックマークしてとやかく言うその上の人たちにしても、いろいろ意見別れるじゃん。おれなんて、算数わかんねえレベルだから、その良し悪しなんてわかりゃしねえんだ。鈴木大拙が言ってたけど、わけのわかる人からわけのわからん人まで平等に一票ってのはいいことなのかねって、下から目線で思うのよ。こんな選挙制度にしたらどうだろうか。中卒→市町村、高卒→都道府県、大卒→国政っていうふうにそれぞれ選挙権が与えられる。あかんか。
 まあ、だいたいなにか素朴で無知な古い無政府主義者みたいに自分を規定しているおれが、21世紀の選挙行くこと自体どうかね? みたいなところもあるか。で、おれがどこに投票したかといえば、最後までなかなか決まらなくてなかなか眠れなかったとだけ言っておこう。