年末年始のテレビジョン

 大晦日。『ガキの使い』と『紅白』を録画しつつ、ボクシングを中心に。タイトル戦はどれも挑戦者が健闘した。とくに内山高志と金子大樹の試合はたいへん素晴らしかった。自分の採点では僅差かと思ったが、そうでもなかった。しかし、試合後の両者の顔を見て納得か。井岡一翔もくたびれずに振り回してくる危険そうな相手に見どころあり。しかし、ネットやなにかを見てもローマン・ゴンサレス(おれは新井田豊をボコボコにした試合しか見たことないかもしれないが)とやる気がないと残念がられている。団体、階級、各種王座、ボクシングの抱える問題だろうか。三浦隆司対ダンテ・ハルドン。序盤の三浦のハルドンへのボディとかえぐそうだなぁと思った。解説が「これが国内王座戦だったら投げてますよ」というくらいの差の中、ハルドンも維持を見せたのだけれど、圧倒だった。
 『ガキの使い』は0時を過ぎてから録画を見た。「絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時」。冒頭の集合場所が、富士山の麓の樹空の森って公園じゃねえの? とか思ったが確証は得られず。どうでもいい話か。今年はどうだったかというと、尻にロケット花火とか、あのあたりで腹を抱えて笑ったが、深夜のハイがそうさせたのかもしれない。あまり地球防衛軍という設定にこれといったところもなく、まあ何年もやっていればという感じ。M1号には笑ったが。
 『紅白』はややなにか異音がしたりしたがサカナクションがかっこよかったか。あと美輪明宏。大手アイドルグループなどはまったく知らないのでなんとも。しかし、なんといっても『あまちゃん』が支配したといっていいような気もした。いい演出だった。ところで関係ないけれど、夕方くらいにtvkで『アバター』という映画をやっており、あの青いやつかと思ってちょっと見てみたら日本映画だった。足立ユイ役の橋本愛が主役で「こんなんあったんか」と思いながらついつい途中から最後まで見てしまったら、能年玲奈も出ていた。どこに出ていたのかよくわからんかった。『紅白』の話しである。『進撃の巨人』は大きく取り扱われたが、『ヴァルヴレイヴ』はそうでもなく、まあそうだろうなどと思った。おしまい。