『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』を全話見た

 正月、衝動的に漫画を読んだほかに、アニメも見ていた。2013年の秋アニメではなく、10年前のシリーズを。そのころおれはなにをしていたのだろうか。よく覚えていないが、少なくともアニメを見る習慣はなかった。アニメを見始めたのは2年くらい前からだ。
 ただ、まとめ版は先に見ていた。『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』という名称らしい(Wikipedia先生頼り)。ただ、新しいシリーズ、すなわち『攻殻機動隊 ARISE』も始まることだし、というか、『ARISE』が語られるときについてまわる『S.A.C.』というものが気になり、全話見ることにした。
 感想から言えば、「まとめ版じゃ、ぜんぜん良さがわかんなかったわ」というもの。いや、まとめ版が面白くなかったかどうかというのとは別問題として。その長さというかなんというか。一話一話のサイバーパンク刑事物。その2クールは非常にクール(書いておいてなんだが非常に恥ずかしい)。こりゃあおもしれえし、攻殻機動隊の新シリーズが出るとなると云々されるのもわかるわ、と。原作漫画のある側面を発展させてしっかり描いているっつーのか、いやはや。それに10年遅れで「笑い男」のデザインというかコンセプトというか、そのあたりがすげぇなあって。
 ……ってわけで、続編の『2nd GIG』いくかどうかっていうと、とりあえずはお腹いっぱいというところで、またしばらくしたら、と。ただ、そっちもまとめ版見たからってシリーズ全部見ることになんら支障というか、問題はねえなってことは本作でよくわかった。おしまい。

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