結局買っちゃっちゃ『てさぐれ!部活もの あんこーる vol.1』

 ふと気づくと、洲崎西ファンのおれに対して大きな釣り餌がぶらさがっていた。お友達コメンタリー西明日香洲崎綾、特典ラジオ「西洲崎」……そんなものに釣られ……釣られ……釣られた。結局、釣られた。釣られてしまった。
 いい年したおっさんが、Blu-rayディスク一枚に何を……といっても金がないんだ、ちょっと好きなアニメを有形で応援するほどの余裕は……いい作品があったら、テレビの前で「ありがと! ありがと! ナイスなアニメ、ありがと!」とかどんちきよろしくやってるくらいの……金の問題ではなく、いい年したおっさんが……言ってくれるな、人生の楽しみはアニメとアニメのラジオくらいで……。
 まあ、すばらしい『ストライクウィッチーズ』だけは特別にできるだけ買ってやろう……というスタンス……言い訳にもならないか。いや、無料でたくさん流してくれるのが悪いんだ、という開き直りのフリーライダー……Blu-rayレコーダーに大量の録画、ディスクにこんがり焼いて……。こんな視聴者得な業態がいつまで続くのか知らない……。
 しかして釣られて買って……満足しているんだ。メニュー画面からして、「こんなにたくさん選択肢が!」という……。おまけにラジオCDまで。お買い得だ。もしあんたが洲崎西のファンで『てさぐれ!』を知らなくても楽しめるだろう……『てさぐれ!』のファンで洲崎西を知らなくても……楽しめるだろう、どっちも知っていれば……言うまでもないだろう。
 『てさぐれ!』にせよ、『洲崎西』にせよ、いったいなにがそんなにおれを惹きつけてやまぬのか……。中の人たちが、ほんとうに面白そうにやっているあたり……。ダダ滑りしていく会話の妙、突発的に生まれる笑い……。作りこまれたものとは違う、突発性、アクシデント、化学反応のような……。天の配剤、実験ノートには書きようのない……そこに作り手のコツがある、のだろう。こういうジャンルが成り立つのか……わからない。似たようなものを目指して、失敗したなにかというのも想像できそうだが……それでもやはり、名づけましょうとはいかない、この不思議なものは続いてもらいたい……あるいは、ラジオの世界ではずっと昔からそういうものがあったのかもしれないが……おれはアニメを見始めて2年くらいなので……。
 さて、これからの問題は「三方背ボックス(Blu-ray全3巻収納)」に3巻詰め込むかどうかだ……どうしようか、まだ決めていない。

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