『ピンポン』のアニメ、マジおもしれえな

 とくべつアニメに詳しいこともねえし、語れるほどの熱量もねえから、アニメの毎回ごとの感想とか無理だけど、なんかちょっと『ピンポン』のアニメおもしれえなって書きたいと思った。思ったから書いた。終わっちまった。
 ……いや、それじゃさすがになんだからもうちょっと書く。おれは原作の漫画を読んでいない。実写映画も観ていない。漫画の方はというと、松本大洋、なにかこう、おれは苦手なんだよ。どっかおしゃれすぎる? いや、ちょっと違うな、もっと上のレベルで、なんだろうね、完璧すぎるというか、隙がないというか、「COMIC CUE」とかに載ってても、なんかどうも乗れねえなあみたいなところがあるというか。いや、「COMIC CUE」自体が……なつかしいな。まあそんなんで、すげえんだろうけど、どうも好みじゃないという先入観あんだよね……。
 って、6年前にアニメ映画『鉄コン筋クリート』の感想で同じようなこと書いてんの。

 「資金的にアニメファンになることは難しい」とか言ってるけど、結局なんかドハマりしちまってんよ。まあいいや。で、『ピンポン』なんだけど、天才肌のペコに、カットマンという面白い属性(こないだ世界卓球ちょっと見てて知ったくらいだけど。カットマンvsカットマン。促進ルール)のスマイル、それにチャイナ。チャイナかっけぇなあ。そう思ってたら、チャイナ役の声優さんがノイタミナラジオのゲストに出てて、話が興味深かったわ。とくに初回の方。「一本、二本、三本、四本、五本、六本……」の読み方なんて普段意識してねえなあとか。

 つーわけで、ともかく今は原作に手をだす気も起きないほど、毎週楽しみにしているぜ、と。

ほかのアニメのこと

 あとはスポーツものつながりじゃねえけど『ハイキュー!!』がいい。週刊少年ジャンプを読まなくなって久しいが、ジャンプ漫画ってこんなんだったかなーというか。試合中にドンチキ始まって「新しい!」というところはなく、「あるある」なんだけどれども(←「てさぐれ!」脳の恐怖)、きちんと「あるある」してていい。しかし、清々しいほど女性キャラの出番がない。『Free!』どころじゃない。そのあたりもいい。
 あとはなんだ、この日記のタイトルんところにしてる(?)『スペース……じゃなくて『キャプテン・アース』はどうだろうか。まあまあだ。やはりなにか見たことあるような感じばかりで、特別ななにかがあるようには今のところ思えない。『M3』はというと、ラジオで福圓美里さんが「ラジオだといじられ汚れキャラだから、ブログで繊細さをアピールしようとしたらメンヘラ扱いされた」とか言ってて面白かった。ラジオは「ヒャー」(←洲崎西脳の恐怖)使いすぎの感はあるが楽しみだ。本編は……ちょっと遅れて始まったし、これからか? さらにロボットものというと『健全ロボ ダイミダラー』だろうが、これは特別ななにかはあるのかもしれないが、おれには手に負えないというか、守備範囲外の打球みたいな感じではある。ロボット物というかSF物として特別面白いといえば、『シドニアの騎士』だ。話の展開もいいし、映像もいい。原作は未読だが、ラストまでどうなっていくのか気になる。これも次回が楽しみな作品だ。
 ほかは……『極黒のブリュンヒルデ』。これはなんというか、観ていてかわいそうになってきて困る。女の子が異能力を使う作品は山ほどあろうが、設定が過酷すぎる。酷黒だ。そのわりに絵柄がそれほどグロでないのが困る。『悪魔のリドル』も酷だが、『極黒』のほうが酷に思える。
 それと……あと何本か見てる。見始め(http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20140424/p1)から数本減ったが、そんなところ。『ピンポン』、『シドニア』、『ハイキュー!!』、とりあえず三つ選べと言われればこうなる。一本と言われたら『ピンポン』。そんなところ。