おれのアイドルマスターOFAには終焉が近づいてる(彼女たちと輝きをともにするには、アルコールと薬が欠かせない)

今週のお題「アイドル」

 おれのアイドルマスター・ワン・フォー・オールには終焉が近づいている。それはとても悲しいことだ。
 おれは以前こう書いた。

最速クリアなんかを目指さなければ、まったりゆっくりじっくり取り組める。繰り返されるサザエさん時空の中で、13人のプロデュースを延々とやっていける。これはなんというか、相当に『2』の急かされる感じ、強いられているんだ! という感じが切り捨てられてていて……ええやないの。

これはアカン……『アイドルマスター ワンフォーオール』 - 関内関外日記(跡地)

 べつにクリアなんてものは、自分の中になければそれでいいんだ。そうは思う。13人のアイドルから1〜3人を選ぶ。楽曲を選ぶ。衣装を選ぶ。組み合わせは想像もつかない。しかし、やはりゲームである以上はゲーム内の目標というものもあるし、エンディング・テロップの出るポイントというものもある。要するに、もう13人分のエンディングが近いということだ。
 意外と早く来た、という印象がある。あえて悪い点と言ってしまえば、チョイスしていないアイドルも着々とレベルが上がっていくことだろう。方やレベル35のアイドルがいる一方で、なにもプロデュースを行っていなければレベル1のまま、ということはないのだ。こっちの知らないところで仕事をしているのだ。すき家で働いたりしているのだろうか。
 おれはなんとなくトップ(菊地真)のランクアップがまずあって、そのクラスまでほかを引き上げて……という手順でやっていたのだけれども、後半になればなるほど皆のレベルが高いから勝ち上がりも楽になってくる。そこで、自分なりの「縛り」を入れて調整、なんてこともあるかもしれないが、あまり思いつかなかった。コントローラーを逆に持つとか、歯でプレイするとか? いやいや。

「スタ→トスタ→」を歌う時の台詞「貴方様♥」でプレイヤー及び動画視聴者を萌え殺すだけの大量殺戮兵器と化した。

四条貴音とは (シジョウタカネとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 そんなわけで、「スタ→トスタ→」の各セリフも聴いてしまったし、おれはあまりハイスコア追求型のゲームプレイヤーでもないし、ただただ楽しい時間が過ぎてしまったという寂寥感がある。おれは課金については革命的警戒心を持っているので、カタログが配信されようとも(……しかし、カタログの2号はもっと早く投入したほうがよかったんじゃなかろうか)、興味を持たないようにするだろう。アップデートがあるらしいが、それまでゲーム自体に興味を持ち続けられるかもわからない。
 とはいえ、楽しい時間ではあったんだ。プロデューサーとアイドルとの微妙な関係、距離感。これが真に絶妙なところで……。おれはアニメ版から『2』に入った中途参加者なので思い入れの長さや強さに自信はないのだが、結構に好きなんだ。本当に。ちと関係ないが、過去のCDのカヴァー曲のセレクションとかもすげえいいなって思うし。いや、ほんと。
 問題は今後なのか。まあしばらくゲームは出ないと思うが……モバマス? シンデレラガールズ? はさっぱりわからないし、おれの脳内НКВДが課金行為に対して監視の目を光らせている。
 まあ、いずれにせよ、そんなことに現を抜かしているだけ余裕のある生活を送ってるわけじゃないだ。現は地獄だ。地獄から逃れるために夢がある。夢のアイドルたちがいる。おれにとってそれは501だったり765だったりするのだけれど……。ただ、正直なことをいうと、彼女らの歌う前向きな歌がおれを暗くさせることも少なくない。彼女たちと輝きをともにするには、アルコールと薬が欠かせない。この世には、そんな生き物もいるんだ。うっうー……。