ラジオ込みでまあよかったんじゃないの『アルドノア・ゼロ』

ラジオCD「アルドノア・ラジオ」Vol.4

ラジオCD「アルドノア・ラジオ」Vol.4

 おれは「アルドノア・ラジオ」で水瀬いのりさんが「ステイ・チューン」と言うのがたいへん好きで、「今日は伸びがあってよかったな」とか、そんなことを毎週考えながら生きていた。おしまい。
 ……というのはあまりにもなんなのでなんか書くか。なんだろうか、キャラ原案志村貴子、アニメ本編の絵柄とかSF設定とか外見というか、そういう面では下に書いた『クロスアンジュ』より『アルドノア』だな、みたいに思ってたんだけど、いざ走らせてみたら三馬身から四馬身くらいはアンジュが突き抜けてたなという。とはいえ、1クール目でひたすら繰り返された、敵のスーパーロボを主人公の機転でリアルメカが勝っていくだけという展開からは脱して、それは悪くなかった。まあ、主人公最強すぎるというのは、もうそういうもんでいいんじゃないでしょうか。
 で、もう一方の主人公のスレインさんなんですが、これがまあご覧の通りというか、あー、あんまりこういう道をたどるキャラも少ないかとか思ったりで、うん。そこんところはこのアニメのいいところだったんじゃないんでしょうか。たぶん。
 あーなんだろう、なんかもどかしいところがある、この作品。……ひょっとすると、もっと長ければよかったか? 『銀英伝』くらい? そしたらスレインのあれも、ロイエンタールのように……それはないか。でも、うーん、もっと見ていたかったような? でも、なんかイナホさんの目と頭が痛いの見てると、こっちも痛くなってくるような気がして、そんなに長いのは耐えられない。しかし、そのイナホさんと姫様がくっついたりしないところはわりと好きです。以上。