スケートボードの前後が分かれててキャスターでクネクネしながら進むやつ

こないだの日曜日の図書館の帰り、ずったらずったら歩いていたらそのちょっと前を小学校高学年くらいの子がスケートボードの前後が分かれててキャスターでクネクネしながら進むやつでクネクネ進んでいた。おれは歩くのが遅いが、まあ普通の大人が歩くのと同じかちょっと早いかというくらいの速度だ。その子が上級者か初心者かわからないが、ともかくクネクネさせて前進するのに必死という感じで、段差などもいちいち降りていたので、街の中をスイスイ進むのには向いていないように見える。「まあ、腰のくびれに効きそうだな、アレの運動は」などと思った。

……アレ? あれってなんていうんだろう。調べてみた。おれは頭がいい(えっへん)ので「スケートボードの前後が分かれててキャスターでクネクネしながら進むやつの名前」などと検索しない(検索しても結果は得られそうだが)。あれはスケードボードの眷属だから、Wikipediaスケートボードをあたってみよう、となるわけである。そうしたら、関連項目で一発、いや、二発目だった。

キャスターボード - Wikipedia

キャスティングボートではない、キャスターボード、これである。あのクネクネは韓国生まれだったのか。

それにしてもなんだろうね、普通の靴に見えてスーッと移動する子供やら、キックボードを蹴る若者やら、なにかこう、人間には「自分の足を交互に出して歩きたくない」という欲望があるのだろうかね。おれの子供のころもスケボーやローラースケートは流行った(光GENJI!)。インラインスケートなんてのもあるな。自転車だってその仲間だ。ドクター中松(死んでない)のジャンピングシューズなんかもそうだろうか。

とはいえ、今現在、それの究極としてあるのが自動車社会だろう。将来はまたわからない。セグウェイ様のものが幅を利かせる世界が来るかもしれぬ。あるいは、人間をエンジンとして自転車よりもっと効率的に移動できるなにかが生まれるかもしれない。

さしあたっておれは、あのクネクネに一回乗ってみてえな、とか思っている。

以上。