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さて、帰るか

今日はすこし外に出たが、異様に暑かった。異様だ。夏だから暑いという感じではなく、殺意を感じる暑さだ。おれが「暑さ死ね」と殺意を持つわけでない、暑さが殺意をもって俺を殺す持つということだ。こんな日が続くとすると、無給でいいからエアコンの効いた部屋でデスクワークしていたほうがいいと思えるくらいだ。

おれはわりと自分の勝負事より他人の勝負事を見ることの方が好きだ。たとえその競技のそれなりの見方すら知らないとしても、赤勝て、白勝てと、適当に見ることができる。たとえば、おれは競馬と野球に関してはそれなりの見方をできているのではないかと自分では思っているが、サッカーなどはまるでダメだ。ダメだが、日本代表やメキシコ代表を応援する癖がある。相撲なども決まり手や専門用語をろくに知らないくせに、「怪力の栃ノ心が贔屓だな」とかうそぶいている。

そんなおれにとってオリンピックというのはなかなかに魅力的なイベントだといえる。世界最高水準の「他人」たちが、世界最高水準の名誉をかけて勝負するのである。これはおもしろい。とくに柔道などが面白い。やはり柔道のルールに精通しているわけでもなければ、各階級の有力選手を知っているわけでもない。必然的になんとなく日本人選手を応援することになるわけだが、それでいい。しかし、詳しくはないが柔道、下半身への攻撃への禁止というのは、いつごろかタックル(双手刈?)ばかりになったことへの反発からだろうし、寝技を長く見るという今回の傾向も、なにやら日本柔道にとって有利な方にきてるんじゃあないのか、という気はする。気がするというだけで、柔道経験者でもないおれがいいも悪いもいえたもんじゃあないけれど。ただ、なんだろうね、女子の4分というのは短すぎるような気もするがどうだろうか。そのあたりもよくわからない。あと、おれが唯一しっている「野獣」、「アサシン」の松本薫選手が優勝できなかったのは残念ではある。

時差がある。柔道など決勝が見られない。さすがに仕事が暇を極め気味といっても、そこまで夜更かしというか徹夜はできぬ。東京五輪のときなどは、どんなタイムスケジュールになるのだろうか。平日の昼間に注目の決勝戦なんかやったりすることなられても困る。しかし、東京五輪か。なにかマイナーなスポーツを、ルールもよくわからず生で観戦したいというような気はする。もちろん、おれが東京五輪の日まで生きているか、生きていてそのチケットを買える立場にあるかなどわかりはしないのだが。

横浜高校が勝ったようだ。公家響選手というのは、すごい名前だなと思う。漫画のキャラのようだ、とも言えぬ。まず「公家」という名字があまり思いつかないように思う。しかし、「公家」という名字があるということは、「武士」とかいう名字の人が……いるじゃん、武士沢友治。いや、沢が余計か。武士沢というと中野渡厩舎に所属していたが、「中野渡」というのもなかなかかっこいいように思える。横浜高校の進撃に期待したい。