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いまさらながら2016年の秋アニメは良作揃いだった

正月休みを終え、さらに連休となって、ようやく2016年の秋アニメを見終えた。観終えたたといっても、もちろん全部のアニメを観たわけじゃあない。ただ、観る作品はわりと多かった。夏アニメくらいで「あれ、アニメへの興味薄れてきたかな?」と感じたりしたのだけれど、戻ってきた感がある。Blu-ray Discレコーダーの不調で焼いてはおらず、観ては消し、だったが、焼けるものならたくさん焼いていたかもしれない。

 

ブレイブウィッチーズ

 さて、このお題で最初にブレイブウィッチーズを挙げなければいけないのは、実は寂しいことである。できることなら毎回感想を書きたかった。せめて、こんなひとまとめの感想の一部でなく、独立させたかった。が、そういう気持ちになれなかった。そこが寂しい。

一番の原因はなんだろうか。巷で言われているように、CGがしょぼくて戦闘シーンに盛り上がりが欠けたせいだろうか。あるいは、股間督のこだわりがあまり見られなかったことだろうか。まあ、言ってしまえば「いずれも」だろう。魅力的なキャラであるお姉ちゃん(バルクホルンに非ず)の不在もあったし、501のような大エースの集団という感じもなく……前向きな主人公は嫌いじゃあないんだが。

というわけで、エイラーニャや宮藤芳佳のゲスト出演、あるいは列車砲なんかが最大の盛り上がり、といっては悪いが、そういうところもあって、たくさんのうちの一つとして観ました、というところに落ち着いてしまう。ただ、なんだろう、管野直枝役の村川梨衣は、最初配役を聞いたとき「?」と思ったが、ずばりハマっていて驚いた。そんせんなしころもさんはすごくすごいと思った。あと、小説版を読むに、管野主人公でもよかったんじゃ……と思うところもある。

さあ、これからすばらしいストライクウィッチーズ世界はどうなっていくのだろうか。502の続きがあるのか、他の舞台があるのか、501に戻るのか、あるいはなにもなくなってしまうのか。最後のだけは勘弁してほしい。そして、もし終わるにしても、最後にウィッチ大集合の劇場版などを望むものである。

 

 

ユーリ!!! on ICE

 女子向け、なのかもしれないが、毎週楽しみにしていた一作。オープニングの曲とエンディングの曲も好きで、飛ばさずに観ていた。おれはフィギュアスケートというものにまったく興味がないというか、どうも採点系のスポーツ(体操やシンクロナイズドスイミングなど)というものがようわからんし、あまり好きではないが、この作品はおもしろく観ることができた。へえ、そんなんなん、みたいに教えられることもあった。とはいえ、現実の方を観ることはないのだけれど。まあともかく、魅力的なキャラクターたちにサクッとした流れ、よかったと思います。

 

History Maker

History Maker

 

 

 

ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校

 『ハイキュー!!』は第一期を観た。観て、「やっぱりジャンプのスポーツ漫画はおもしれえな」とか思った。が、二期を観ていない。「どうせ面白いだろう」と思っていて放置、「まあ観なくていいか」になって削除。それがどういうわけか、おそらくは盛り上がりどころのこの三期は視聴。いいとこ取り、なのかどうかはわからないが。それでもって、一つの試合にスポットライトを当てるというか、全編一試合というところが飽きさせない。原作に手を出すつもりはないが、続きのアニメがあるのなら要チェックやというところ。

 

響け!ユーフォニアム2

 こちらは2期。百合好きをどこか引きつける引力。それはそうと、どろどろしつつの青春物。ろくに部活もしなかったおれ、楽譜も読めないおれには程遠い世界だが、まあ面白かったんじゃないでしょうか。

 

All out!!

原作も知らず、ラグビーもよく知らず、それでもなにか王道スポーツ物として楽しめた。主人公は喧嘩っ早いチビで、そのあたり「てさ部」でネタにされそうなあるある設定ではあるものの、まあそこがいいといえばいいんだよ。渋いじじいのコーチとかも。ただしかし、なんというかラグビーは選手数が多いから、声優もたくさん必要なんだなとか、どうでもいいことを思ったりした。

 

ドリフターズ

 これは原作が気になっていたけどアニメ化するんならアニメ観ようか、みたいな作品。たいへんおもしろかった。毎回、島津の記念館みたいなCMが入るところもよかった。那須与一がかわいくてかっこいいのもよかった。なにより、あんまり悩みや葛藤といった部分なしに「首を置いていけ!」というところの精神に満ち溢れていてたまらんかった。原作にも手を出しそう。あと、オープニングの曲も好きでした。

 

終末のイゼッタ

 「おやおや、なんかすばらしいストライクウィッチーズっぽいやつ?」とか思いながら視聴しはじめたのだけれど、「あかん、ブレイブウィッチーズより戦闘シーンとかええやん」みたいになった。二次大戦くらいの技術レベル世界で魔女が出てきて、戦況を……というお話。人死にみたいなところではすばらしいストライクウィッチーズ世界とは一線を画して、けっこうシリアスだった。最終回は大好きな∀ガンダムのラストみたいで、これも悪くない。とはいえ、「超好き!」というところまでは至らず。

 

ガーリッシュナンバー

ガーリッシュ ナンバー 目玉焼き Tシャツ

ガーリッシュ ナンバー 目玉焼き Tシャツ

 

「おやおや、なんかSHIROBAKOみたいなやつ?」と思って視聴しはじめたが、主人公がゲスで「勝ったな!ガハハ」という気持ちになった。まあしかしなんだろうか、余計なお世話だろうが「このアニメを作っている人たちはどう思っているのだろうか」なんて思ってしまったわけだが、まあそのくらい業界物としてはおもしろいものだったと言える。アニメ業界、いろいろたいへんだろうが、みんな勝ってほしいなとは思う。

 

ろんぐらいだぁす! 

作画崩壊、などという言葉はにわかのアニメファンのおれが言ってはいけないのかもしれないが、見ていて気になるていどの崩壊(=あれ、プロが描いてるのに下手じゃね?)というところはあった。しかも、いきなりの再放送や総集編と、残念なことが多かった。

が、しかし、おれはこれ好きだよ、と言いたい。もちろん、それはおれが自転車乗りの端くれであって、DAHONの折りたたみ自転車からGIANT ESCAPE R2に行き、LOUIS GARNEAU MV-1を買い、ついにフルカーボンのCOLNAGO ACEを所有するに至った人間だからではある。そして、三浦半島境川のサイクリングロードをなんどか走った人間だからでもある。運動部の経験もなく、ろくに身体を動かさない人生を送ってきて、それでもクロスで一日197kmくらい走れるようになった人間だからである。安い折りたたみ自転車で広がった世界、さらに世界を広げてくれたクロスバイクロードバイク(買ったのに満足してぜんぜん乗っていないが!)。そのステップアップがよく描かれている。また、乗るものとして「100kmくらい平気」みたいなこと言ってしまうあたりもリアル。

というわけで、あれ、澪さんひさしぶり、とか、あなたスズキのカタナに乗ってましたよね? とか、そんなんあろうが、なんだろうが、面白かったんだからそれでいい。制作になにかよからぬことがあったんだろうが、2月に放送されるという残り2話も楽しみにしようじゃないか。個人的には、妹のママチャリを直して終わる、という10話も好きなんだけど。

 

魔法少女育成計画

魔法少女育成計画 Blu-ray DISC 第1巻

魔法少女育成計画 Blu-ray DISC 第1巻

 

 「おやおや、なんかまどマギみたいなやつ?」と思ったら、「まどマギ」のえげつない魔法少女同士のバトル部分をえげつなく抽出して蒸留したような代物だった。少女(……ではない中の人もいるけど)たちにえげつないことさせるなよ、と思いながらも、戦闘シーンやキャラの行動などもなかなかに弾けてて悪くなかった。ただ、主人公の存在感がいまいちかな、とか思ったりはしたのだけれども。まあ、カラミティなんとかさんが弾けてたからそれでいい。

 

灼熱の卓球娘

 おれがその作品を観るか観ないかの分水嶺というのがあって、だいたいこの作品あたりがギリギリ「観よう」という基準。失礼な物言いは承知だが、そんな感じなのだから仕方ない。これまた卓球にもあまり詳しくないが、王道(?)部活物としてそれなりによかったんじゃないでしょうか。百合要素もあったけど、それもそれなりに。絵柄もあまり好きなところではないけど、嫌いでもないというところ。主人公になにかすごいコンプレックスがあるということもなく、出自になにか秘密がある(かないかは描写がないからわからんかったが)わけでもなく、卓球やってんなー、というところ。

 

……てな感じ。あとは『てーきゅう』とか観てるし、『競女』はとりあえず途中まで観てキープというあたり。それでもって、冬アニメがはじまり、またしばらくアニメへの興味が続くのか、停滞するのか、それはわからんというところ。以上。