「ここのところできない仕事をやるはめになって周りに頼れる人もいなくて仕事中にウワーって声をあげたり、キーボードばんばん叩いたり、なんかもうむちゃくちゃで、それでお金もないし、逃げられないし、ストレスで夜も眠れないのでアモバン(超短期型睡眠薬)最大量にしてくれませんか?」
「あのね、あれが最大量」
「あれで!」
処方箋薬局のテレビで甲子園の決勝を流していた。そのときはまだ1-4くらいだった。もう一人待っている作業服の男がいて、大量の、ほんとうに大量の薬を受け取っていた。
鈴木誠也が骨折した。エルドレッドも新井さんも、松山あたりも4番は打てるだろう。バティスタ、メヒアというのはないだろう。それにしてもこのところ中継ぎに疲弊もあるようだし、当たり前のようにいて、当たり前のように打ってくれていた4番の離脱は痛い。
岩本貴裕は覚醒しないのだろうか。かれにはスケールの大きな浅井樹になってほしかった。恵まれた身体から軽々とホームランを打ちまくる左のスラッガー。すくなくとも、昨日は覚醒しなかった。
すくなくとも、
昨日は。
町田は、
どこだ?
堂林が町田になるんだよ!
(ツープラトン)