いろいろと惜しい 『コップ・カー』

 

COP CAR/コップ・カー [Blu-ray]

COP CAR/コップ・カー [Blu-ray]

 

 コップンカー。骨粉か? いや、『コップ・カー』(←じぶんでも面白くないのわかってて、それでも書かなければいけないときってあるよね?)。

アメリカのど田舎で10歳くらいのガキ2人がシットだのファックだの言いながら歩いていたら、無人のコップ・カー発見。「マリオカートで運転できるぜ」とどっかに行ってしまう。実は悪いおまわりさんが死体を運んできて、その処理のためにちょっと離れていたのであった。悪いおまわりさんと10歳くらいのガキ2人の追跡劇が始まる……。

のだけれど、ちょっと惜しい。もうちょっと追うものと追われる者、追跡ものにハンドルを切ってもよかったし、そうじゃなかったら悪いおまわりさんがどこまで悪知恵を働かせて追い詰めていくかという方に進んでもよかった。これが山場? というところも、もうちょっと二転三転みたいなのがあってもよかったし、その後もまあなあ。

というわけで、悪くはないシチュエーション、アイディア、舞台設定、それらがありながら、なんとも言えず、なんか中途半端だったな。よかったのは、それほどダラダラ長くないというところくらいか。以上。