ダノンプレミアムのいない皐月賞が終わった。……というほどおれはダノンプレミアムに思い入れはないのだけれど、やはりレース展開からなにからダノンプレミアムのいない皐月賞であったことは間違いないだろう。
おれの本命はステルヴィオだった。外差しのきく馬場のように思えたからだ。そして、しょうもない話だがnetkeibaのPOGでおれはステルヴィオとジャンダルムを指名していた（現実のPOGをする友人はいない）。どうせなら、と。どうせなら、どちらか、どうしよう？ 東スポ本紙はジャンダルム。しかし、東スポ一面で「石牟礼道子」の名前を出してステルヴィオ本命にした（石牟礼道子はあまり関係ないが）虎石に乗ろう、という気になった。
東スポの一面に「石牟礼道子」の名前が出たことなど、今までもなかったろうし、これからもないはずだ。いいぞ虎石、もっとやれ！ pic.twitter.com/er6FB2CHTm
— 黄金頭 (@goldhead) 2018年4月14日
相手本線は荒れた馬場もこなしそうで最内を引いたタイムフライヤー。あまり評価されるレースではなかったのではないか？ とはいえG1を勝った馬がそれほど人気していない。そして、ジェネラーレウーノ。三連勝で中山の重賞まで勝っているのに、それほどでもない。先行脚質もいいだろう、と。
でも、あまり絞らない、絞らないで買う。ステルヴィオから手広く。ステルヴィオはきっとアーモンドアイのように最後ぶっ差してくる。3着は固い。そう思った。
……が、なんだこのレースは。まったく、なんというか、こんなんなるか、と。自分が一番的中に近い馬券を想像しても、ジェネラーレウーノからのワイドくらいなので、あきらめもつく（上位三頭もステルヴィオからの馬連を持っていた）。それにしても、戸崎圭太なあ、エポカドーロなあ。軽視していたものなあ。なんか、ちょっと妙に穴人気していたのを嫌ったところがあんだよな。いずれにせよ、本命にはできなかった。
というわけで、今年の牡馬クラシック第一弾は外した。とはいえ、東京優駿が待っている。ダノンプレミアムが出てくるし、ブラストワンピースなんかも出てくる。トライアルから新星も現れるかもしれない。とはいえ、やはり皐月賞は最重要レースだろう。となると、なにを買うべきか。父親オルフェーヴルのごとくエポカドーロを追うか？ どうも面白くないような気もする。なにせ、展開が向きすぎた。かといって、逃げて粘ったジェネラーレウーノに行くのも勇気がいる。「ゴール板後伸びていた馬」という去年のものさしからいうと、キタノコマンドールがステルヴィオよりあやしい。とりあえず、キタノコマンドールを暫定的に◎候補にしようか。しかし、いきなりDMMが持っていくダービーというのも想像しづらくもあり、悩みは尽きない。
