オリックスが広島を３タテ/野球/デイリースポーツ online
オリックスが広島相手に３連勝を飾った。
というわけで、セ・リーグ首位のわれらがカープはオリックス相手に三連敗した。オリックス相手に交流戦九連勝のあとの三連敗である。時間のかかるリベンジをされた。
それにしても、今のカープは弱い。弱いというか、状態がよくない。少なくないカープファンは、「なぜ首位？」と思っていることだろう（まあ、他のセリーグも交流戦でパ・リーグに喰われているおかげなんだけど）。そして、「このままではリーグの首位も危ない」と思っていることだろう。
まず、問題は投手陣……なのだが、そっちはもう薮田和樹と野村祐輔が再発見され、フランスアが覚醒し……いや、投手陣の話はやめよう。
打撃陣の話をしたい。ここ最近、チームの打棒が冷え切っているかどうかというと、そうでもない。安打は出ている。安打数では負けていない。けれど、どうも点につながらない。もどかしいところがある。
そして、どうもなんというか、ここ最近期待できるのは、チームの顔であるタナキクマルに始まる上位打線より、野間峻祥や會澤翼など三割超えしている（規定打席には到達してないけど）下位打線の面々なのである。
というわけで、ちょっと打順いじってみてはどうだろうか。無論、タナキクマルが万全であれば、これにまさる打順はないと思っている。だが、ケースに応じて違う組み合わせを試してみるのもいいんじゃないのか。別のオプション、プランを持っておく。それは相手チームにとっても嫌なことのはずだ。そして、試すなら早いほうがいい。いや、丸佳浩の故障離脱はあったのだけれど。
では、どう変えるのか。やはり脚の早い野間を前に持ってきてはどうだろうか、というのはある。田中広輔はやや復調気味だが、菊池涼介が冷え気味だ。けっこう冷えている。今現在「二番からの好打順」とは言えないのが実情だ。そこがもったいない。じゃあタナ・ノマ・マルか。左打者が並ぶが気にしない。それで、菊池を後ろの方に持っていって、気楽に振り回してもらって温まるのを待つ。あるいは確かすぎる選球眼を持つ四球王の丸を思い切って先頭打者にしてみる。ああ、けど、丸離脱時に、丸以外の三番がどうもしっくりこなかったっけな。でも、今の野間なら？ けど、クリーンナップとなって打撃が崩れたりしたらもったいないか……。
……いやね、監督・コーチ・その他スタッフが、われわれファンなんかよりも大量のデータを持ち、何より間近で選手を見ているのだから、それこそ「お前に言われんでもわかっとる」というところなんだろう。でも、なんか、もどかしいんよ。これもファン心理よ。われわれがテレビで「こりゃ完全にバッティング見失ってる。二軍で調整したほうがいい」と思う安部友裕だって、現場では「もう少しだな」という何かがあるのかもしれない（単に守備・代走のサブとして重宝しているだけかもしれないが／追記：昨日登録抹消されてた）。
けどまあ、このままでは交流戦後が心配だし、長いシーズン、そしてCS、日本シリーズまで夢見るとしたら、なんか布石を打っておいてほしいと思うのでした。以上。
