みなとみらいの盆踊り、初めての鳥貴族

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女から「新港パークあたりで盆踊りをやるらしいから見に行って、そのあと飲まないか」という連絡があった。珍しい誘いと思いながら桜木町は午後五時。

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まだ明るい、もう暗い、ただ涼しい。昨日、今日と、あの猛暑はどこへ行ったのかというくらい涼しかった。エアコンがいらなかった。少し肌寒い、というのも誇張ではない。この涼しさの夏であったならば、東京五輪悲観論やサマータイム導入愚論が出てくることもなかったのではないか。

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お前らもそう思わないか(おれはお前らを知らないが)。

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ランドマークタワーから入り、奥の奥へ。ひさびさに奥の奥へ行った。

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盆踊りどーん。

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でかいカップヌードルどーん。

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カップヌードル法被どーん。

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そしてわれわれは踊り狂った。ボン・ジョビ踊り狂った。嘘に決まっているが。ただ、東京五輪音頭2020が流れてきたのは本当だ。


東京五輪音頭-2020- の踊り方 ~ゆうゆう踊ろう~ / How to dance TOKYO GORIN ONDO 2020 (basic tempo)

……これが簡単な踊りという世界には住んでいない。

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もう、日は沈んだのか。

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屋台の方へ行く。ホテルが出店していたが、大行列であった。ビールを確保した上で、東北の屋台に並んだ。タンつくね、そして豚ときりたんぽの融合体、ぶたんぽ。

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ぬらりとしたぶたんぽを頬張る私。

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水際でどうでもいい話をする(カモメは何を食って生きているのか、跳ねている魚はなんなのか、食べられるのか、など)。

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だんだん暗くなってきたので腰を上げる。関内まで歩くことにする。

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なぞのシチュエーション・ボート。

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ときは18時半。

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夕焼け。

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建設中の夕焼け。

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こうすると、すこしは都会っぽくはないか。

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海上都市というのはどうだろうか。自動車が走る道路はすべて水路にしてしまう。自動車の代わりに屋形船。歩行の代わりにスダンドアップ・パドル・ボード。

……妄想は終わりだ。目指すは鳥貴族だ。おれは一度鳥貴族に行ってみたいと思っていた。いや、昨年末に女と関内の店と石川町の店に行った。が、折しも忘年会シーズンであって、あまりの行列に断念したのである。それからおれは「鳥貴族、鳥貴族」と言うようになった。

今日は土曜日、仕事帰りのサラリーマンもおるまい。いざ、と意気込んで関内北口店へ。関内北口店はセルテの裏、雑居ビル4階。ビルの前に、べつの店の客引きのお兄さんがいた。われわれが無視をしてエレベーターに乗ろうとしたら、なにやら立入禁止になっている。そこでお兄さんが声を掛ける。「お客さん、トリキですか?」。「ええ」。「エレベータが工事中だから4階まで階段です」と案内してくれる。自分の店はいいのか、と思う。ともかく階段を登る。4階到着。入店。店はほぼ埋まっている。だが、ほぼ、だ。すぐに案内されて着席。おれはとりあえず金麦、女はプレミアムモルツ

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どーん、すげえ量。おれは決して第三のビールの中で金麦を好むものではないが、これだけの量の冷えた金麦は好まざるを得ない。

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その後、ポテサラ、冷奴、そして貴族焼きなどを注文。うまいうまい、そして、これが298円(税抜き)なら満足、満足。さらに焼き鳥を追加、釜飯を注文。釜飯は卓上で炊飯をするのだな。いや、悪いね、なんかね、いいね。という感じ。ただ、おれの味覚が年老いたのか、貴族焼きのスパイスはしょっぱすぎた。そんくらい。それで、金麦飲み終えて、よくわからないがシャンディ・ガフ追加。釜飯を二人で分けて食べる。十分な量。なんか悪いね。

それで、アゲアゲの音楽の中で店員さんもテキパキウェーイな感じ働いていて、非常に感じがよくて、飲食業大変だろうに、偉いなあと思う。そして会計、安い。こりゃ、鳥貴族のフォロワーが出てくるわけだと思う。

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そして、少し遠回りして、横浜スタジアムの方を通って駅へ。ナイターはベイスターズカープ戦。なんか試合中っぽいのに赤い服の人たちがウロウロしているので、カープ大敗かと思う。携帯でプロ野球速報を見てみると、僅差で勝っている。小さなモニタを見ると、大瀬良くんがだれかを打ち取ったようで、赤い服の人たちが拍手する。おれも拍手する。

以前、大型モニタが置かれ、ベイスターズのビールを売っているあたりは工事中になっていた。工事中のなにかを囲む塀には、横浜スタジアムの歴史が書かれていた。ここも、東京五輪の舞台になる。女に「オリンピックでベネズエラvsドミニカみたいな、あまり人が入らなさそうな試合見ましょう」と言う。いったい、いくら払えば見られるのか想像もつかないし、ひょっとしたらオリンピックということで日本関係しない試合も混むのかもしれないが。というか、女は野球のルールを知らないし、まったく興味がない。

ま、そんなところ。以上。

 

 

鳥貴族「280円均一」の経営哲学

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