2018年 第38回ジャパンカップ & 5回東京最終日予想 【そして回顧を追記】

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ジャパンカップと明日の東京のおおよそのレースの予想を書く。

明日、出かけることになってしまったので、実況を見ることもできなければ、Twitterを眺めることもできないからだ。

べつに予想をブログに書いたからって、そのかわりになるわけではないのだけれど。

あと、おれはべつに予想がうまくない。馬券はもっとうまくない。とはいえ、このところ少し調子がいい。とくに午前中当たる。準メーンとメーンで積み上げてきたものを溶かす。最終で行って来いないしトリガミで終える。そんなパターンだ。なぜ午前中当たるようになったかといえば、また亀谷敬正先生のサイトを活用するようになったからだ。

http://k-beam.com/

ここで見られる無料の「スマート出馬表」というのを見て、ひたすらダートで米国系血統の馬を買う。これだけ。この方法、わりと奏功する。そして、上位条件になると該当馬ばかりになって(=それだけ勝ち上がっている)、納得するとともにそこで外す。

とはいえ、「馬券は楽しい。だから買った時点で勝ちだ」というようなことを亀谷さんもnetkeibaの動画で語っていた。前半で軍資金溶ける→非常によくない。前半の軍資金を溜め込んで勝ち逃げ→あまりよくない。前半で作った軍資金で後半も馬券を買う→よい。ということだ。

あ、ちなみに、なんか宣伝みたいになってるけど、一切なんの関係もなく、たまにおれが勝手に亀谷さんの血統予想法になんとなく乗っかるブームがくる、というだけです。……というようなこと、たぶん10年前くらいから何度か書いてる。

ジャパンカップ

で、ジャパンカップだ。おれはミーハーだ。だから、少し強いものにはなにやら反発したくなるが、圧倒的なものには心酔するのである。おれは今、アーモンドアイを愛している。今回のジャパンカップでアーモンドアイの好条件を語る理由など出尽くしているだろう。心配がないのが心配、くらいなものだろうか。そりゃ競馬だ、初の古馬との戦い、なにが起こるかわかりゃしない。でも、ここは揺るがぬ本命としたい。

問題は相手だ。おれはべつに予想家ではないので、印で表すこともないと思うが、以下のようになるだろうか。

◎アーモンドアイ

○キセキ

▲ウインテンダネス

△ノーブルマー

△スワーヴリチャード

 

これである。キセキにここのところ助けられているし、川田も好きだ。アーモンドアイの相手はキセキが一番手で揺るがない。ルーラーシップにはトニービンの血も入っている。菊花賞の不良馬場イメージや近走の先行策のイメージもあるが、神戸新聞杯までは32、33秒台の脚で駆け上がってきた馬だ。いや、頭あるんじゃないか? とすら思える。

そして、次に穴が来なければ面白くない。そこで穴党の目が無理やりにでも注がれるのが8枠2頭じゃないだろうか。そのうち、大外のウインテンダネスを三番手くらいにイメージした。とにかくなにかあるなら逃げ馬だ。そして、こいつは父カンパニーでトニービン持ち。そして、2400mの持ちタイムは、なんと出走馬中1位。スピードにも対応できる(と思うことにする)。

次いで、ノーブルマーズ。これも父ジャングルポケットトニービン。おれもすっかり忘れていたけど、宝塚記念で3着に来ていたのだ。これも前の方に行くらしいコメントが出ているが、まあどこからでもいいからうっかり3着にでも入って高配当、というところ。

最後、スワーヴリチャード。現役最強級の馬ではあるだろうし、今回はちょっとアーモンドアイに単勝人気持っていかれすぎな感もある。だが、なんとなく流れが悪い、というオカルト要素でこの順位。オッズも美味しくねえし。ちょっとわかんない。本命党だけどアーモンドアイはさすがに、という人はここらから入るべきだろうか。

さて、切った(といっても買い目には入れるけど)有力馬。サトノダイヤモンド。前走で復活という話もあるだろうが、ちょっとメンバーが……なところで。モレイラは怖いけど。シュヴァルグラン。これは第一に年齢。もちろん、前走から調子を上げてくるだろうけど、サトノダイヤモンドと同じくレベル低いと思った京都大賞典で0.4差4着では、と。あとは外国馬2頭、おれは基本的に好きだし、それなりのレベルの馬(クリンチャーが遠征するくらいのもの。いや、それじゃ愛ダービー英セントレジャー馬のカプリに失礼か)だとは思う。万が一、「実は日本の馬場むちゃくちゃ合ってます」というのなら、今年のメンバーで複勝圏はあるように思う。

と、そんなところ。で、買い目は……めんどくさいので適当に書くと、印つけた5頭の三連複ボックスと、アーモンドアイ一着、キセキ二着からの三連単流し(印つけてない馬にも)、あとは八枠と外国馬からアーモンドにワイド。あと、最後にキセキ→アーモンドの馬単抑えとくか……。と、おれ、買い散らかしますよ?

 

【追記】タイムが表示されたときは、機器のエラーかと思った。今年から馬場造園課長(だっけ?)が人事異動で新しい人になって、馬場が変わったという話を馬場評論家の女の人がしていたけれど、なんという高速決着。7着の道営ハッピーグリンでさえあの2:22.2。タイムだけ見ればサンダリングブルーとカプリも去年のジャパンカップで一着争いをしていたというところ。2:20.6。ますます外国馬来なくなるな、うん。

アーモンドアイは強すぎるの一言。直線に入ってキセキを見る余裕。ルメールも早めの競馬で結果を出して言うことなし。もはや国内に敵はいない(ニシノウララとのマッチレースでも組むか?)というところか。果たして凱旋門賞の馬場に向くのかどうかわからないが、少なくなくとも世界中の芝のマイルからチャンピオンディスタンスのどのレースにも大手を振って出るレベルの馬だとは言えるだろう。

キセキもすごく頑張った。高速対応プラス逃げ先行の粘り。それでこのタイムで走って、さらに上がいた。斤量差もあるだろうが、やはりアーモンドアイには負けた。だが、これは胸を張っていい結果。川田を背に、世界に挑戦していってもらいたい。有馬記念に出てきたらどうしよう。力量は一位、しかしこの反動。

三着スワーヴリチャードはおれの馬券的な意味での焦点になった。ゴール直前は、スワーヴリチャードへの「粘れ、粘れ!」が一番の声援であったかもしれない。なんとか三着死守。よく走った。

その他、シュヴァルグランはやはりジャパンカップの年齢の不利とか思おう。サトノダイヤモンド京都大賞典は評価できないというところ。おれの注目した(オッズ的に注目せざるを得なかった)8枠。ノーブルマーズはアーモンドアイと並んで先行、悔いのない競馬はできたんじゃないだろうか。一方で、ウインテンダネス。大外枠の逃げ馬が出負けするというのはきつい。ただ、もしもウインテンダネスが好発でハナを奪っていたら、レースもタイムもまた違ったものになっていたかもしれない。あとはなんだ、アーモンドアイ以外の掲示板はみんなトニービン持ちだったな、おい。来年もジャパンカップトニービンハーツクライ)で買う。アーモンドアイみたいなの、あるいはアーモンドアイがいたらそれが本命だろうが。

馬券は馬単、三連複、三連単的中。8枠による大荒れはなかったものの、アーモンドアイとキセキで固いという予想の本線は的中したので大満足。

 

京阪杯

これはわからんで、ワンスインナムーンの押し切り希望。相手は馬連で手広く2、3、4、6、7、8、11、12、13、17。あとワイドで6から3、4、16へ。ナインテイルズ怖くない? 裏開催の岩田がなんかやらかすイメージ。新潟の直千で人気になっていた馬だけど、今年阪神の千二でも勝鞍がある。コメントに「控える競馬……」とあり、イン差しとかな。まあ基本はワンスインナムーン。配当的にほかに美味しそうなのは同じ父のフミノムーン(同じ父というだけでヒモを押さえる人間です)、休み明けの昇級戦だけど一応のオールポッシブルあたりか。ダノンスマッシュにやけに印が集まってるけど、ようわからん。だったらアレスバローズやグレイトチャーターから入った方がお得かとも思う。

 

【追記】あれ、馬連当たってないのに的中? と思ったら、「ナインテイルズ怖くない?」のナインテイルズが来ていた。ワイド的中でよしとする。ダノンスマッシュは強かったようですね、と。

 

東京 一般戦・特別戦

2R・2歳未勝利・ダート1600m。人気になっているが、2番のイッツリットから。初戦芝で0.7差6着からのダート未勝利戦へ。おそらくはダート血統だけど芝を試しておくか(この馬がそのスケールかどうかわからないが、2歳、3歳のダート路線はもっと整備が必要だと思う)、というのがあったんじゃあないのか。相手は1、3、4、5、6、10、15、16。内枠の人気馬相手だと面白くないが、6番の○外グーガルラヴィ、あるいは8枠に逸れてくれると面白いか。10番は初戦大敗もなんかダート替わりで激走する馬がいたようなオルフェーヴル産駒、母の父はクロフネ、鞍上は内田博幸

【追記】イッツリット5着でパー。10番人気の2着馬も買ってないのでどうでもいい。

 

4R・2歳新馬・芝1800m。ノーザンファーム生産馬なのにあんまり新聞上で人気になっていないスイートウィスパーの単勝と人気馬への馬連を少々。

【追記】スイートウィスパー、人気通りの着順で7着。勝ったラストドラフトの父ノヴェリストのことはまだよくわからない。

 

5R・3歳上500万下・ダート1400m。追い込み馬が多い。米国×米国血統がいない。ただ、外枠の方が有利だったような気がするので本命は大外ラレータ。牝系はダートっぽいのだっけ(もう忘れている)。鞍上はCデム。スッと出て先行からどうにか。相手は1、4、5、6、7、8、9、12、13。買いすぎ? 知ってるけど、ヘタに絞らない方がいい、ということにしてんだ。江田照男とか突っ込んできたら馬連で三万馬券やで。現実的にはフレッシビレ相手でも上々という。あと、もしダートが向くようであれば、バルトフォンテンが展開有利であっさり勝ってしまうかも。

【追記】レースを見ていないのでよくわからないが、ラレータが中盤から勝ってくれたようだ。そして、2着も押さえていたので単勝馬連的中。枠連のほうが500円ばかり多くついたというのは解せないが、単勝710円、馬連3,630円はありがたく。

 

6R・3歳上500万下・ダート1600m。これもようわからん。たしか東京はダ千六も外枠有利。そこで見てみれば先行できそうな……とミッキーボニータ。ただ、鞍上が横山典弘。正直に言うと、おれは横山典弘の「ポツンの可能性あるよ」が大嫌いだ。それはなんというか、かつての「逃げの中舘」とかとは違うものだ。とはいえほかには……モレイラ鞍上のユイノチョッパーということになるが、流しても配当が面白くない。ので、おれにしてはすごく珍しい馬連ボックス3、5、7、12、13。そして単勝は12のアオテン、Cデムを。ちなみに、サイモンジルバとリンガスビンゴで大いに迷ってリンガスビンゴを切った。こういうとき、この二頭で決着とか往々にしてある話。内田と戸崎かよ、みたいな。もう遅いけど、モリトユウブ切ってリンガスビンゴというのもあったかな。でも、武豊、JCで乗り馬なくなったけど、わざわざ府中に来てるのだし、なんか一個くらい仕事して帰りそうだしな、と。なんかこう、ダートで先行させて、チョイ穴演出みたいなさ。

【追記】勝ったジュニエーブルさえいなければ、というレース。アオテンが勝っていてくれて、しかも馬連が獲れていればなあ。

 

7R・ベゴニア賞・芝1600m。ここはおれの好きなステイフーリッシュの弟であるリバーシブルレーン。応援馬券のつもりで単勝馬単

【追記】リバーシブルレーン3着。レース見てないけど、今後の成長に期待。

 

9R・シャングリラ賞・ダート1400m。前々から追いかけているレピアーウィット本命。アジアエクスプレスの下で今回は鞍上ムーア。昇級戦大敗のあと5ヶ月の休み明け。ただ、ムーアでこの条件を未勝利、500万と連勝している。単勝は割と売れてしまっているが連複はそこそこつく(今のところ)。単勝、そして馬連で2、3、6、12、13、14、15、16。はい、買い散らかした。いや、ビュイック、モレイラ相手でもつくよ? 初ダートのスカルバン(スズカルパンと字面が似ていると思う)、よくね? 兄妹もダート馬だってよ。あれ、じゃあモレイラのスカルバン本命の方がよくね? もう遅い。

【追記】録画していたジャパンカップのレース後の検量室映像でホワイトボードに「レピアーウィット」という手書きの文字を見る。もしやと思ったら除外になっていた。まだ映像を見ていないけれど、なんかゲートで暴れたのか? 回収率は100%。つーか、勝ったミックベンハー押さえてなかったので勝ちともいえる。

 

10R・ウェルカムステークス・芝1800m。で、こっちでモレイラのジークカイザー。1、3、4、5、7、10。人気のレッドローゼス、アップクォークではつまらないが、そこんところ見逃してくれてなんとかという。

【追記】内をついてなんか行き場をなくすモレイラ、というのはあるような気がするのだが、それがちょっと出たレース。面白くないなりに行ってこいにはなったのでよしとする。

 

……というわけで、普段、こんなん馬券買ってますよみたいなのを晒して恥ずかしい。でも土曜は的中率50%で、回収率も130%に踏みとどまった(威張れる数字じゃないが)のだし、同じペースで行ってくれないかな、と。ああ、あと、土曜マイナスだったら芝はメーンのジャパンカップ以外買わないとか、そんなんです。以上。

 

【さらに追記】後出しでごめんなんだけど、朝の電車の中で勝った京都の馬券が当たった。

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……自分がいかにしょぼい小銭馬券を買っているかという証拠ではあるが、馬連万馬券は嬉しいだろ。でも、なんで人気薄のクリノライメイを押さえたか覚えがない。まあ、いいだろう。

 というわけで、本日、というか今週は24レース買って11レース的中、回収率は悪くない。この調子で年末まで行きたい。いや、加速して今年の負けを取り返したいと思う。以上。

ダイヤモンドラッシュ アーモンドeye 上まつげ用 DL46261

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