お歳暮にラガヴーリンいただきました! うひょー、ありがとうございます。シングルモルトウイスキーのストックがラフロイグ一本(の七割くらい)になっていたところに、心強い贈り物です。そうです、いいお酒は常にストックしておきたい。そして、いいお酒は体に悪くない、そうなのです。
と、ここでいきなり関係あるような、ないような話をぶっこみます。「アル中カラカラ」おじさんについてです。私はニコニコ動画方面はからっきししらないので、本当に昨日だか一昨日だかに知ったのですが……。おれにはうまく説明する自信がありません。動画、見てください。
まず、おれが最初に見たのはこの動画。どうだろうか、この……なんといっていいかわからない過剰さ、壮絶さ。とはいえ、本人がなにかしら満足している感じ。
外で飲み食いしてもこれである。ガストでハイボール飲みまくって、さらに食って食って一人で一万円越え。べつにフードファイターでもない。アル中なのだろうが、ただのアル中といえるのだろうか。
量ばかりでなく、味覚というか、なにかその、なにかがぶっ壊れてる。完全にぶっ壊れている。このパウダー、兵器だろ。
でも、精神が、知能が完全にぶっ壊れているわけではない。ちゃんと動画にユーモアがある。見せようという編集がある。自分を客観視できるなにかがある。
なんだその、あまり自信がなくなってくるが。いや、これも味の素をぶっ込んでいないだけで。
しかしなんなんだろうね、これは、この魅力は。おれは面白くてしょうがない。「アル中カラカラ~」やってみたくなる。やりたくないといえば嘘になる。暴飲暴食の限りを尽くしてみたくないというと嘘になる。
欲望の解放が必要だ。が、どうも、おれは欲望を解放させたところで、たいしたものは出てこないという気持ちになる。このアル中カラカラの人を見ていると、そう思う。人間としてのスケール、深み、アルコール耐性、胃腸の強さ、なにもかも負けている感じがする。
で、おそらくこれが最新の投稿なのだが、なにやらどうもなにか様子がおかしい。でも、病気ではないらしい。いろいろな意味でどうかしている。
はたして、われわれがこの表現というものをどういったジャンルに入れて、どのように評価すべきなのか、おれには言葉がない。だが、好きか嫌いかでいえば、好きだ。かといって、アル中カラカラのフォロワーとして、同じような動画を作ることなんてできるはずもない。
というか、おれはあんまりハイボール好きじゃないし、濃い酒は濃いまま飲もうぜ。そんでもって、ラガヴーリンはそんなふうにして飲む酒じゃないはずなんだぜ。以上。
……で、お歳暮じゃなくてもなんでもいいのでなんかください!
(節酒中なのでガブガブいけるお酒は除きました)