森口博子『GUNDAM SONG COVERS』は強い

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「そういえば、『水の星へ愛をこめて』の音源持ってなかったな」と思って、それならばということで森口博子の『GUNDAM SONG COVERS』を。

トップバッターは目的の「水の星へ愛をこめて」。これ、やっぱり名曲よな。おれが『Z』を見たのは再放送か、再々放送ということになるが(小説を先に読んだかもしれない)、子供心にも「この歌はすごくよい歌なんじゃないか」と思ったものだった。その後、森口博子は「バラドル」としてテレビでよく見るようになったが、内心少し複雑であった。あの「水の星へ愛をこめて」の歌手なのに。

と、二曲目は「哀 戦士」でファーストを押さえて、三曲目に「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」、『F91』、これも森口博子の名曲。テンション上がったところで、四番打者に「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」、名作映画『逆襲のシャア』のエンディング、これももう名曲。

……いや、この流れは強い。タナキクマルみたいなものだ。四番に鈴木誠也だ。そして五番の「嵐の中で輝いて」と続いていく。「JUST COMMUNICATION」とか入っててうれしい。欲を言えば、『∀』の「月の繭」でも入っていればというところだが、まあいい。ともかく、一曲目からの流れが強い。いや、おれのようなガンダム直撃世代(というか、1st放映と誕生年がほぼ一緒なので、直撃といえるかどうかは微妙かもしれない)にとっては、刺さるものがあった。そんでもって、もちろん歌うのが森口博子だしな。いい企画だよ。上坂すみれもラジオですごくいい人だって言ってたしな。

まあ、そういうわけで、「水の星へ愛をこめて」いいよな、とか思ってる人がいたら、とりあえずチェックしておけよ、ということで。あ、でも、アレンジについてはオリジナルのほうが、というのもあったりするけど、それはそれで。

 

GUNDAM SONG COVERS (Digital Edition)

GUNDAM SONG COVERS (Digital Edition)

  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: MP3 ダウンロード