2019年 第64回有馬記念感想戦

今年の有馬記念。おれはアーモンドアイ本命、リスグラシュー対抗、そして三番手にワールドプレミアと予想した。

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そこに、なにが加わったのか、東スポ一面虎石晃の予想だろうか、なんだろうか、完成形のハーツクライ産駒となったリスグラシューが勝つと宗旨変えした。

もちろん、オッズの問題もある。おれは有馬記念で●●万円獲って、今年の負けをチャラにする算段だ。その場合、当然アーモンドアイを頭にするよりリスグラシューを頭にしたほうが楽である。人は楽な方に流れる。そこで、おれのメーンの馬券はこうなった。

正直、おれは三連単馬券の一点にこれだけの金額を突っ込んだことはなかった、というくらい突っ込んだ。だが、当該の三連単の一点に突っ込むにはそれほどでもないし、突っ込む額もそれほどでもないように思えた。三連単の魔力というものを感じた。そして、当然のことながら馬連、ワイド、三連複と買い散らかした。あくまでの本線一点以外は、いつもの馬券だ。

して、レース。外から進出したアエロリットのハイペース。これを四角進出でアーモンドアイが飲み込んだかと思ったところにサートゥルナーリア、さらにその外をリスグラシュー! ぐんぐん伸びるリスグラシュー、サートゥルナーリアを突き放す。そして、三着にどこから出てきたのかワールドプレミアが入る。アーモンドアイは馬群に沈んだ。おれの「一年間の負けを取り返す計画」は崩れた。しかし、本命が勝ったのは悪くない気持ちだった。矢作厩舎の北口厩務員もよろこんでいることだろう。

「リスが勝ったら、僕が代わりに言ったるねん。“女王様とお呼び!”って。なあリス、お前、女王様やもんなあ」

東京スポーツ令和元年12月21日 「赤城真理子 転生したらトレセン記者だった件」

で、おれは馬券に大敗したと思った。が、結果は予想しないことになっていた。

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全画面貼り付けるのも面倒だからこんな画面だが、この結果は意外なのである。意外に多い。調べてみると……なんと単勝、三連複、馬連の投票が二重になっていた。アプリ

「パワフルIPAT」の反応が悪く、「投票する」を連打していた結果だろうか。そうとしか考えられない。これは怖い話だ。だが、今回に関してはよしとしよう。

しかし、馬券の反省としては、リスグラシュー本命としながらも、三連単フォーメーションの買い方において、アーモンドアイとの折り返ししか考えられなかったことだ。上の予想を見てもらえばわかるが、おれはアーモンドアイ、リスグラシュー、ワールドプレミアときて、来るならくるとしてサートゥルナーリアを挙げていた。そのあたりをうまく拾えなかった。リスグラシュー本命としたならば、三連単も獲る買い方をするべきであったろう。悔いが残る。

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それはそうと、この阪神の成績すごくね? いや、買い方としてクリーンヒットということはないのだけれど、悪くない方に出た。

あーあ、しかしなんだ、今年の競馬も終わってしもうた。え、ホープフルステークス? 東京大賞典? もちろん買うよ。買うけどよ、有馬記念で終わりを感じるのが競馬ファンいうもんよ。それじゃあ、また来年。