おれはパワフルIPAT難民になった。
このあと、いくつかのアプリを試したが、結局JRAの公式サイトというところに落ち着いた。いや、落ち着かない。ともかく慣れない。一覧性も悪い。使い勝手も悪い。それを軌を一にするように、馬券成績もひどいことになっていった。それはたまたまかもしれない。しかし、ともかく馬券購入にフラストレーションが溜まっていった。
が、今日、いつものように亀谷敬正のスマート出馬表を開いたら、IPAT購入がどうのというポップアップが出た。「え、スマート出馬表から馬券を？」と思う。思うが、とりあえず目の前のレースをと数レース買って、ちょっとの合間にIPATの設定。
※このスクリーンショットは今撮ったサンプル。
……で、これが非常にいい。馬券を買う人間のことを考えている作りだ。たとえば、上の画面でもわかると思うが、馬連流しで強弱をつけるのがデフォルトになっているし、オッズもわかる、払い戻し想定額も出る。さらには馬番の下に親切にも馬名の表示まである。これ作った人、マジすごいです。とてもいいです。しかも、無料だ、今のところ……！
そして、気分よく三場のメーンレースと最終を買ったおれは……こっぴどく負けたのだけれど。
まあいい、明日から巻き返せばいい。おれは上機嫌だ。上機嫌なときのほうが馬券も当たる。マチカネフクキタル。
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日経賞は「父サンデーで母父米国型」のモズベッロが二着。毎日杯は「ディープインパクトの血」でワン・ツー・スリー。もちろん、該当馬は複数いるわけで、おれの選択が誤っていたわけだが。
