『スチャダラパーからのライムスター「Forever Young」 ~まだイケる!まだまだイケる!朝まで生ラジオスペシャル~』を聴く(長えな)

『スチャダラパーからのライムスター「Forever Young」 ~まだイケる!まだまだイケる!朝まで生ラジオスペシャル~』

http://radiko.jp/#!/ts/FMT/20200406020000

www.tfm.co.jp

 

スチャダラパーかライムスターが好きなら今すぐ聴け。今すぐ聴かないとradikoのタイムフリーが切れるぞ、すぐ切れるぞ。しかし、なんで日曜深夜(月曜日)なんだ。おれはこの番組の告知があってから、金曜日か土曜日の深夜だろうと思っていたよ。さすがに月曜日の朝を控えて生では聴けなかったよ。嘘か真か、じゃんけん勝ち抜きで負け残った宇多丸の安定の司会だよ。あと、このご時世なのでマスク&距離とって6人なのでやりにくそうに始まったけど、そんなん気にならなくなるから。

スチャダラパーとライムスター。おれはだいたいのアルバムを聴いている、と思う。全部じゃないが、だいたいだ。とはいえ、彼らのデビュー時から追ってきたというわけではない。おれが日本語ラップに目覚めたのは遅かった。それこそ、ライムスターの「ONCE AGAIN」を聴いて、かっこいいなと思ったのが初めだった。おれは三十代に入っていたと思う。いや、待て、「楽園ベイベー」から、リップスライムを聴いていなかったが。でも、ラップはリップスライムだけだったと思う。

まあいい、ライムス、スチャさん、遡るように聴いてきた。新譜を追ったりもした。おれには日本語ラップの歴史はわからぬが、スチャダラパーのリトル・バード・ネイションに比べたら、ライムスターのほうがハードかな。もっとハードでおれの好きなところで言えばNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDかなという雑すぎる認識。ほんと、そんなところ。

でもって、おれのこともどうでもいい。この番組について。ともかく、昭和全開といってはなんだけれど、四十代のおれからしても古くて本当のところ知らん、という話がおもしろい。若い人に曲を聞かせて、歌詞のわからないところを指摘させるコーナーとかよかった。ラッパーが歌詞を真面目に解説することは珍しいのではないか。サンダ対ガイラといわれても、「ガイラってあだ名の人が若松プロダクション界隈にいたよな」と思う(これも古い)。それに、キンキン、ケロンパなど、おれは猛毒で知るところであって、猛毒なければ知らんかったと言わざるをえない。この案件、猛毒まったく関係ないけど。でも、古いところを取り入れるあたり、猛毒と通じるところがある、とおれの勝手な連想。

で、お互いの話を引き出すコーナーでは、Mummy-Dマボロシについてのエピソード(愚痴)をぶちまけるところなど面白く。さらにはパイセンからのメッセージで小泉今日子ユーミンというビッグネーム。生放送だと朝五時近く、よくここに持ってきたもんだ。ああしかし、宇多丸の仕切りで時間通りに進行していたけど、三時間あっても最後は「もっと聴きたい」と思わせるあたりこの面子というかなんというか。

まあ、なんだ、ともかくこのラジオには耳を貸すべき。これにつきる。そして、曲ができる経緯(TOKYO FM50周年第一弾がスピッツだと制作中に知って膝から崩れ落ちたとか)からガヤのあり方から、この番組での裏話を聞いた上で、「Forever Young」を聴くべき。Forever Foolish!

 

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Forever Young

Forever Young

  • 発売日: 2020/04/01
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

シン・スチャダラ大作戦 D盤

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