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横浜ラーメン紀行 vol.5 『横浜市中区宮川町3丁目ラーメン』

食べ物

日の出町の駅から左手に横浜ロック座を見ながら坂を登る途中、階段を降りるとそこには一件のラーメン屋があった。なんとか地鶏の店だったと思う。たまに女将さんみたいなのがチラシを配っていた。

……が、どうもその店は閉店したらしい。あるいはリニューアルだろうか? よくわからない。ここらあたりの地理に詳しいであろうはてなブロガーに聞いてみてほしい。ともかく、なにか新しいラーメン屋になっていた。その名も「横浜市中区宮川町3丁目ラーメン』である。だれもおまえの住所は訊いてない、などと野暮なことはいわない。

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なにやらオープンしたてのようで、ラーメン一杯500円、さらになんかチラシを持ってくるとトッピングがひとつ無料みたいなことをやっていた。カウンターは満員に近く、盛況している。前の地鶏っぽい時代とは違うように思える(もっともおれはその地鶏っぽい時代に入ったことはなかったのだが)。おれはラーメン(塩)とライス、を注文した。しばらく待つと出てきた。

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おれの少ない知識では、これが「家系」なのかどうかわからぬ。わからぬが、とりあえず海苔が立っている。おれはこのところ赤唐辛子にめっぽう弱いので、やや不安になる。が、よけるようなことはせず、食べる。

……うん、普通に美味しい。ライスが炊きたてではなかったが(これで炊きたてで美味しいライスだったらかなり贔屓にする。難しいこととは思うが、日本人、米美味いと喜ぶアルよ)、つるつる食べられる。これで600円(ライス込み)なら文句はない。ただ、これが1000円だとしたら物足りない。定価はいくらなのだろうか。

さてまあ、「普通に美味しい」などと言ってしまったが、普通ってなんだろうか。

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たとえばこれは川崎の地下で食った「青葉」のラーメンだが、これも「普通に美味しい」だった。

自分の中では「不味くないより一段階上」というあたりだ。このあたりは、まあもう感覚の話といえる。とはいえ、いま(……週に一度くらいラーメンを食べる)になってみると、「地球の中華そば」のインパクトが大きすぎた、という気もする。とはいえ、普通に美味しくてなにがわるいのか。悪いことはない。あとは貧乏人としてボリュームというものがある。コストパフォーマンスというものがある。そうなると、日の出町の駅に近い「伝説のすた丼屋」でなにか大盛りでも食おうか、という話にもなる。

と、気づいてみたらラーメン屋ばかりじゃないか、横浜は。日の出町駅前からスクランブル交差点を渡れば「たかさご家」、その隣には……あれ、閉店してら。東京チカラめしのあったあとにできたラーメン屋、なくなってら。でもって、その横には九州ラーメン「武者がよか」。どっちも行ったことないけどさ。でもまあ、行くべき店がまだすぐそこにある、という意味でもある。とはいえ、ラーメンに1000円くらい、これはどうなのか。おれにはよくわからない。世の中があまりに安い方、安い方にいくとデフレスパイラルとかいうことになるというが、ラーメンくらい500円くらいで食べたい、トッピングなしで一食腹十分になりたい、という思いもある。しかしまあ、カウンターの中で忙しそうにあれこれしている調理人を見ていると、牛丼みたいにはいかないか、とも思うんだけどね。以上。

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ちなみに今日は「地球の中華そば」の行列がないな、と思ったら休みだった。真横にある家系ラーメン屋には今度入ってみよう。しかし、真横だぜ、真横。生存戦略としてどうなんだろうか。味よりも気になる。