そんなことはともかく、私はキモくて金の無いオッサンという生物に興味を持ち、色々と調べてみたのだが、どうやら彼らは概ね37才以上で、家賃六万円以下のアパートに独りで暮らしていることが多いようだ。特段、人生に不真面目であるわけではなく、むしろ性格は小心で、毎日、与えられた仕事を粛々とこなすものが多い印象である。ただ、様々な能力が平均より少しずつ劣っていたり、運が悪かったりすることで、劣悪な労働環境に適応せざるをえず、そういった暮らしの果てに「キモくて金の無いオッサン」に成ってしまったと言えそうなのである。私はJKなので詳しいことはわからないのだが、これはなかなか厳しい人生と言えそうである。
私は37歳以上で、家賃6万円以下のアパートに独りで住んでいる、様々な能力が平均より少しずつ劣っていたり、運が悪かったりすることで、劣悪な労働環境に適応せざるをえず、そういった暮らしの果てに「キモくて金のないオッサン」なったので詳しいことを言えるが、これはなかなか厳しい人生と言えるのだ。
そこから目をそらして、安いハードリカーあおいって、翌日の実りない労働に備えるしかないのだ。家族も車も展望もない。ああ、きさま、見ているな。よく見ているJKだ。よく見えているJKだ。ローリングか。ローリングなのか? これは魔法か? 魔法の国なのか? こんな魔法の国になんて生まれてくるんじゃなかった。
しかし、本当に「キモくて金のないオッサン」の明日はどうなる。社会問題だ。日本=キモいになるぞ。皆殺しか? それとも自死するように仕向けるか。いや、勝手に死んでいくのだ。死んだイノシシの臭いがするぞ。そうだ、この国はラーメンが獣臭くなっていくんだ。わかるか。逃げるに越したことはない。
みんなぼんやりしているんだ。ダムの放流するのにサイレン鳴らしておこうか、と気づくやつがいない。それともダムは親方と弟子の2人くらいで回しているのか? ダム親方、ダム弟子。ダムTシャツ。いずれにせよ、この国の関節は外れている。まあ、イージス艦が民間船と事故る国もあるのだから、世界が緩んでいるのかもしれない。いずれにせよ、もうおしまいだ。さよなら、さよなら、国家甲羅。
それでも嗚呼団結せよ、世界の「キモくて金のないオッサン」。今ぞ日は近し……。なんの日だ。なんの日のために生まれてきたんだ。職場を追われても、頼れる親の金もない。お国に頼ろうにも、そんな福祉存在してない。今日は昼休みに行った100円ローソンでキャベツと玉ねぎが安かったから、思わず買ってしまった。重いぞ。帰るのがめんどうだ。家賃6万円以下のアパートに帰るのが面倒だ。でも、こうもしていられない。おれは夜の果てへと帰っていくのだ。まったく。
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