2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

早く帰った日に家ですること

昨日は早く帰宅した。「いつもこのくらいの時間に帰れればいいのにね」と言われたが、俺は「早く帰ってもすることがないですから」と言った。部屋に着いたのは夕方の五時半頃だった。俺はそれから二冊の小説を読んだ。一冊目はトマス・H・クック の『闇に問…

全日本サラブレッドカップ(笠松)&ローレル賞(川崎)

今朝も定時に出社してからといふもの、殆ど南關東のライブ中繼を見ながら電子投票して、負けてばかりゐる。こんな晴れた日に部屋の中で働く氣になんかなるものかよ。こんな日は重賞だつて氣乘りしなひ。 全日本サラブレツトカツプとは隨分豪勢な名前だが、集…

シヤツターチヤンス

今朝、俺は鞄の中に電氣カメラを入れて関内まで來た。何時でも撮影出來るやうにしておいて、道すがらに見た樣々なものどもを撮してやらうかなどと思つたが、そんなの柄ぢやねえやと、肩に掛けた鞄の中に入れつぱなしにしてやつた。 するとどうだらう。俺は遠…

二駅くらい歩け

明後日で定期が切れるのだけれど、財政逼迫のようでなかなか言い出せない。山手〜関内なら平気で歩いてしまっているが、「歩かなくてはならない」となるとキツイような気がしてくるから不思議。また、同料金ということで桜木町〜山手区間にしており、桜木町…

歩いているときに聴きたい音楽

誰だったか、留置所か何か監獄に入れられて、「予想外だったが、自分の好きな音楽が聴けない事が一番辛かった」というような事を書いていた人がいた。それを読んで、確かにそんなものかもしれないな、と思った。今、自分が自分の好きな曲を聴く局面は、通勤…

大山のぶ代ら5人が「ドラえもん」降板

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-041122-0013.html テレビ朝日側は今春、79年のシリーズ放送開始から出ている大山、のび太役の小原乃梨子(69)しずか役の野村道子(66)ジャイアン役のたてかべ和也(70)スネ夫役の肝付兼太…

『幕末最後の剣客』志津三郎

ドラマに榎本武揚が出てきたので思い出した。幕末物の小説にハマっていた時、家で見つけて読んだ作品。主人公は“隻腕の美剣士”の異名を持つ伊庭八郎。最後は土方なんかと共に函館で戦って死んだ男で、これも高い人気を持つ人物。この小説、主人公の伊庭八郎…

新選組!の感想

佐々木只三郎の死から始まった。佐々木を演じるのは伊原剛志。伊原剛志といえば、渡辺謙があまりにもリアルな役柄で涙を誘った『壬生義士伝〜新選組で一番強かった男』(テレビ東京)で、他ならぬ土方歳三を演じた役者である。その時「この土方はハマり役だ…

マイルチャンピオンシップの回顧

返し馬からファンファーレ、ゲートイン、そしてスタート。競馬で目の離せぬ時間である。だが、事もあろうに俺はウトウトしてしまった。ポカポカのホットカーペットの上に居たのがいけないのか、ハッと目が覚めた時には、ギャラントアローを先頭に隊列ができ…

マイルチャンピオンシップの日の回顧

日曜日は朝の六時に起きた。七時には家を出て、運転手をやりに行く予定だったのだ。ところが、六時半にはキャンセルのメール。もう二度寝するのも無理で、だらだら過ごした後、別の目的地に行く前に桜木町へ行った。 到着して最初のレースは四レースの障害。…

佐藤剛士投手、入団

http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw04112001.html 背番号は、秋田県出身の先輩で、能代商高で小野監督の教え子でもある近藤スカウトが現役時代に付けていた「29」に決まった。 今朝、スポーツ紙で先に「小林幹英投手の背番号が21に」という記事を見た…

酒と煙草の感想

お試しキャンペーンでゲットしたキャスタークールバニラを吸ってみた。普通のメンソールよりクール感は抑えめで、バニラの香りが鼻先をくすぐる。まあこんなもんか、という煙草でした。いや、こりゃスゲエって思わせる煙草なんてそうそう無いか。巻紙に葉か…

マイルチャンピオンシップを買った

なんとなく前も早くなりそうだし、デュランダルでいいんじゃねえかって事に。そして、なぜかマイソールサウンドが三着になりそうな予感が。はたまた、アドマイヤマックス悪くなくない?というような気にも。というわけで、それにラクティとファインモーショ…

スーパージーン、引退

http://sports.livedoor.com/horse/detail?id=497143 腱鞘炎、屈腱炎と闘いながら13ヶ月の長期休養から復活をとげ、今年の新潟記念を勝ったスーパージーン(栗東・坂口正則厩舎)は明日20日付けで競走馬登録を抹消することになった。 ギャー、これはショ…

ナリタセンチュリー次走は柴田善臣

http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200411/ke2004111903.html 「行きたがるのはいつも。いい感じです。二千だとどうしても追走に苦しむので、距離延長はプラス」と藤沢則調教師。柴田善騎手との新コンビが決まり、「東京を知り尽くしている関東のNO・1ジ…

マイルチャンピオンシップ前々日

さて、マイルチャンピオンシップも取捨に困る外国馬の登場だ。ラクティhttp://www.jra.go.jp/info/0411/20041108-mile.html。紹介文を読むに、実績は文句なし、どうせなら鞍上デムーロで来いよ、とか思ってしまう。馬場軽めのイタリアで好走してたんだから、…

天皇賞、外国馬に開放

http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-041119-0003.html G1では来年から春・秋の天皇賞が開放され、それぞれ5頭の外国馬の参戦が可能。 この話は以前も出ていたhttp://www.mainichi-msn.co.jp/sports/sponichi/archive/news/2004/09/07/2…

たまには夢を見る

ひさびさにちゃんと覚えている夢を見た。思わずに日記に書いたが、あまり面白くないので消した。しかし、あらすじを書いておけばリプレイできる。夢は現実より覚えやすい。 住んでいるアパートの壁が単なる引き戸のようになっており、たまたま壊れて開いてし…

十五歳プロ誕生

http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200411/bt2004111802.html −−プロでの自信は「まだ試合に出るのは無理です。でもプロに入ることがゴールインじゃない」 十五歳の辻本賢人がドラフトで阪神に指名――例年であれば、オフシーズンの話題を独占するような話…

野口を手に入れた

昨夜スーパーで一万円札を出したら、お釣りの中に一枚だけ野口英世の新札が混じっていた。新千円札を見るのは一番最後になったが、一番最初に自分のサイフに入ってきた。樋口一葉のは赤味が強いと思ったが、こちらは青みが強い印象。見分けやすいような配慮…

トリビアの泉を見た

昨夜帰宅すると、日本対シンガポール(サッカー)が半分くらい終わっており、それを見終えてからチャンネルをかえると、トリビアの泉の最初の方が終わっていた。トリビアは最近ちょくちょく見るようになった。深夜の頃は本当に一回も見たことがなく、それゆ…

謹呈 種村季弘様

後藤明生について日記に書いたので、せっかくだから種村季弘についてもメモしておこう。自分にとって種村季弘といえば、どうしても「澁澤龍彦まわりの人物」ということになる。俺、ミーハーで澁澤から入ったわけだし、それはもう仕方ないじゃん、って感じ。…

『ねじまき鳥クロニクル』村上春樹

だからね、グラフ、僕らを作ったもの、僕らを今日あらしめたものは、「前史」なのだ。僕の「履歴書」は僕の祖父母にはじまり、僕の誕生とともにほとんど終わってしまうことになる。――『熊を放つ』ジョン・アーヴィング、村上春樹訳 わたしがここで書こうと思…

もらいもの

「もらい泣き」や「もらいゲロ(そういえば地下鉄の中で乗客が次々にもらいゲロをしていくというろくでもない短編映画があった。イギリスのものだったと思う)」はあるが、もらい鬱(ここでいう鬱とは医学的な判断によって定義されたものではなく、そういっ…

2004年ドラフト会議

広島東洋カープ指名結果 http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/draft/2004/carp.html 男の人生には、運命を変える一瞬がある。プロ野球選手が迎える最初の一瞬は、ドラフト会議である。しかし、‘運命のドラフト’などと言われる割には、近年…

京成盃グランドマイラーズ(船橋)

地方競馬は先行馬有利。私はこの単純な信念を守り続けている。そして、それもあながち間違いではないと思うのだ。勝つ馬を探す前に、前に行く馬を探せ。もちろん前に行く馬が負けることも沢山ある。しかし、トータルで見た場合、やはり先行馬を狙うのが鉄則…

『プロ野球 運命を変えた一瞬』近藤唯之

「プロ野球はすばらしい肉体を駆使したスポーツである。肉体は肉体として評価するのがスポーツである。なぜそれを男の人生という角度からのみとらえるのか」という私への批判も耳にする。だが、末期の水で唇をぬらされた私には、プロ野球をすばらしい肉体と…

『夢かたり』後藤明生

後藤明生は北朝鮮から来た男である。こう書くと、まるで後藤は工作員か何かのようだが、そうではない。後藤は日本国である北朝鮮に産まれ育ち、敗戦とともに日本に来たのだ。そして、この作品は作者の現在と少年期を過ごした永興という街、そして敗戦後の混…

クマとハンター

昨日だったか、クマにハンターが襲われて重傷というニュースを見た。俺は動物たちのささやかな復讐に、心の中で快哉を叫んだ。 俺は遊びで動物を殺す人間には反感を持つ。これといった理論武装も何もない反感だ。反対運動もしなければ動物愛護も訴えない。「…