2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

パスタありがとうございます

パスタ5kgといろんなパスタソースありがとうございます! ……ということで、パスタには困らない(以前いただいたものもまだまだある)。というわけで、パスタ食いの生活に入ろうかと思う。 が、おれはもうちょっと体重を落としたいというのもあるので、300g(…

イタリア軍も戦っていたんだぞ 『炎の戦線エル・アラメイン』を観る

炎の戦線エル・アラメイン [DVD] 出版社/メーカー: ARC 発売日: 2009/11/24 メディア: DVD クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る 「エル・アライメンだっけ? エル・アラメインだっけ?」という疑問を抱く人は多いと思う。おれはその一人だ。ア…

『不安障害と双極性障害』を読む

不安障害と双極性障害 作者: 貝谷久宣,佐々木司 出版社/メーカー: 日本評論社 発売日: 2013/10/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 完全に医療従事者、というか医者向けの本なのであろう。とはいえ、おれは不安障害に対処する薬(ベンゾ…

『ひだまりが聴こえる』を読む

ひだまりが聴こえる (Canna Comics) 作者: 文乃ゆき 出版社/メーカー: プランタン出版 発売日: 2014/10/27 メディア: コミック この商品を含むブログ (2件) を見る おれの女には息子さんがいて、生まれつきの難聴だ。だから、難聴ものの作品には興味があるら…

完全に鍛えられたカンガルーといった塩梅で、おれは戦う前から負けていた

カールだかグスタフだか忘れたが、ハイチから来たというドイツ人が言うに、"今週のお題「冬の寒さ対策」"だとか。おれは言いようのない気分の沈み方をしていて、起き上がる気力すらなくって、それでもベッドから這い出てずるずると粘液を引きずりながら会社…

【お恵みもの】良い酔いってのはあるんだよ ラガヴーリン16年 【ありがとうございます】

お恵みものいただきました。ラガヴーリン、……って、うお、マジか! ええ、マジ。 マジなの? マジだわ。マジなのか? マジなんだ(以下「馬鹿よ貴方は」風に3分くらい)。 いや、わたくし、「酒はシングルモルトウイスキー」とか言いながら、ラガヴーリンは…

『SRサイタマノラッパー2☆傷だらけのライム』を観るのこと

SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム 発売日: 2013/11/26 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る SRサイタマノラッパー2女子ラッパー☆傷だらけのライム [DVD] 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント 発…

日常の中のちょっといいものイヤホンホルダー

イヤホンのケーブルというやつは、なんであんなに絡まるのか。エントロピーの法則というやつなのか。まるで意思をもっているかのように絡まる。人間様がほどくのを苦労させる方向へ見事に絡まる。 頭にきたおれはイヤホンを引きちぎり……はしなかった。イヤホ…

問題はまず食うことだ―『辻潤全集』第一巻を読む

辻潤全集 (第1巻) 作者: 辻潤 出版社/メーカー: 五月書房 発売日: 1982/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る おれの今年のブームは辻潤である。年末まで生きているとして、「今年読んだ本のベスト5」とかしょうもうないエントリーを書くとしたら…

『DAVID BOWIE is』 is ……未来の音楽体験

davidbowieis.jp おれがこの世で一番美しいと思っている曲はデヴィッド・ボウイの「Life On Mars」であると何度か書いてきたように思う。おれはデヴィッド・ボウイが好きだ。とくに初期が好きだ。おれはブリット・ポップ、というかSuedeからさかのぼってグラ…

天王洲アイルチャンピオンシップ

それじゃあ、ミッキー天王洲アイルとどっちがよかったんだよ、という話になる。 東京のビルは高い。 盛り盛りで困る。 そのわりにモノレールのレールは古い。 とにかく、寒くて人が居なかった(外に)。 用がなければ天王洲アイルなんかに来ない。 PUMAが詰…

尻振り注意

バス停に「尻振り注意」と注意された。……おれがか? 誰がだ? 誰が尻を振るのか? おれは脳裏に「クレヨンしんちゃん」が浮かぶのをおさえながら検索した。 www.geocities.jp こちらのページが出てきた。 オーバーハングとは、車体の端からタイヤの軸までの…

グッチ

Pen (ペン) 『特集 デヴィッド・ボウイを見たか?』〈2017年 2/1号〉 [雑誌] 出版社/メーカー: CCCメディアハウス 発売日: 2017/01/16 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 本当にひさびさに雑誌というものを買った。Penという雑誌だ。はっきりい…

拒絶するコーデュロイ

眠れない夜、携帯端末で古着屋やアクセサリーのサイトを覗いたりする。なにか掘り出し物はないか、アホみたいな小銭で買えるものはないか。 そんなことをしているから、おれは貧乏人のくせに服ばかり増えるし、そもそもそんなことをしているから貧乏なのだ。…

700mlを千数百円で買える8本くらいのスコッチの感想

冬になるとウイスキーが飲みたくなる。シングルモルトがいい。いいのはいいが、最低限のレベルに達しているものでも、一本三千円以上する。たかが三千円か? お前はそうなのか? おれは違う。一本千円くらいがいい。千円ちょっとなら出せる。だからおれはBLE…

ラーメンが獣臭い度★★★★☆ 映画『葛城事件』

映画『葛城事件』公式サイト 葛城事件 [Blu-ray] 出版社/メーカー: キングレコード 発売日: 2017/01/11 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (1件) を見る 「カップルにも観て欲しい」〜衝撃作『葛城事件』赤堀雅秋監督に聞く (1/2) 本作は赤堀氏による…

空から気分のいい王国が降ってきて

空から気分のいい王国が降ってきて、存外悪くない気分でおれは安い赤ワインを飲み干そうとしていた。なんでも許されるような気がして、勇気を出して一歩を踏み出してみる。二歩目を踏み出してみる。二歩は反則。おれは赤面して、また例の泥沼のなかに顔を突…

あなたの「゜」はどっち回り? 『左右学への招待』

左右学への招待 (知恵の森文庫) 作者: 西山賢一 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2005/12/06 メディア: 文庫 クリック: 4回 この商品を含むブログ (5件) を見る 「それでは、あなたが逃亡者だと仮定してたずねます。追っ手から逃げている道の先が、左と右に…

ごはんを食べると眠てしまう問題

おれの住むボロアパートは夏暑く、冬寒い。おれは外で暮らす家のない人のような厚着をしてしのぐ。しのげなくなったら、断腸の思いで前の住人が残していった昭和のエアコンのスイッチをいれる。セラミックヒーターのスイッチも入れる。最近は腸もバラバラに…

こどものころは一、二、三、としをとったら三、二、一

三十代も半ばを過ぎて、もうすぐ四十ともなると、おれのような人間はどのように死ぬかということを真剣に考えなくてはならないような気がした。今朝、そういう気がした。 おれのような人間。家庭を築くこともなく、子もなく、日々は労働と貧窮の責め苦に満た…

『ダダイスト新吉の詩』を読む

宇宙は馬鹿なんだ。 有限も馬鹿なんだ。 タ゛タ゛イスト新吉の詩 (愛蔵版詩集シリーズ) 作者: 高橋新吉 出版社/メーカー: 日本図書センター 発売日: 2003/01/25 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (11件) を見る 辻潤、ときて高橋新吉。…

いまさらながら2016年の秋アニメは良作揃いだった

正月休みを終え、さらに連休となって、ようやく2016年の秋アニメを見終えた。観終えたたといっても、もちろん全部のアニメを観たわけじゃあない。ただ、観る作品はわりと多かった。夏アニメくらいで「あれ、アニメへの興味薄れてきたかな?」と感じたりした…

完全におれは辻潤みたいだ その3 玉川信明『ダダイスト辻潤』を読む

ダダイスト辻潤 (1984年) 作者: 玉川信明 出版社/メーカー: 論創社 発売日: 1984/11 メディア: ? この商品を含むブログを見る 辻潤の書いたもの二冊に続いて、辻潤について書かれたもの、評伝である。正直、辻潤が書きのこしたものには自伝や回顧録が多いの…

新春のお恵みありがとうございます……高野豆腐?

お味噌汁、鯖水煮缶、全国9工場のキリン一番搾り飲み比べセット……そして高野豆腐。 鶴羽二重高野豆腐1/4カット 500g 出版社/メーカー: 登喜和冷凍食品 メディア: 食品&飲料 この商品を含むブログを見る ……高野豆腐? たしかに「げへへ、高野豆腐もらえたらえ…

やはりあんたはおれなのか? その2 『辻潤 孤独な旅人』を読む

辻潤―孤独な旅人 作者: 辻潤,玉川信明 出版社/メーカー: 五月書房 発売日: 1996/11 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (1件) を見る 私はおよそどんな仕事にしろ、人間は楽しんで仕事をするようにならなければウソだ思っている。これから…

おれにはおれの霊魂の社がある

横浜総鎮守伊勢山皇大神宮、ならびに成田山横浜別院というのは、おれにとってオフィシャルな神様仏様である。 おれにとってパーソナルな神社があるとすれば、なにか揉め事のあった(結局どうなったのだ?)本牧神社ということにしている。 おれは、未知の経…

あんたはおれなのか? 辻潤『絶望の書/ですぺら』を読む

絶望の書・ですペら (講談社文芸文庫) 作者: 辻潤,武田信明 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1999/08/10 メディア: 文庫 クリック: 12回 この商品を含むブログ (17件) を見る 人間がイヤイヤ自分の仕事をしているということより悪いことはまずこの世の中に…

やっぱりお前は1月2日に同じような写真ばかりアップしているんだな

初詣というものに行く。おれは無宗教者なのだが初詣には行く。 そこかしこに神様がいるのだから、あえてなんらかの宗教宗派に属しているなどと言う必要もないだろう。 おれが世界だったら、こんなにたくさんの神様をつくらなかった。 おれが神様だったら、こ…

おれは虹を見ているだけだった

おれは虹を見ていた。 虹が消えるまで虹を見ていた。 そのあいだに、おれ以外の人たちは、 修身し、進歩し、活躍していた。 おれは虹を見ているだけだった。 虹が消えるまで虹を見ているだけだった。 おれが突然いなくなってもおどろかないでほしい。 おれは…