カビキラーと黒い悪魔

一人暮らしを初めて初めての夏。

予想はしていたものの、やはり現れてしまった黒い悪魔。

帰宅後のユニットバスのドアを開きお互い存在を確認、一瞬動きが止まった。とっさの判断で、その場にあったカビキラーによって攻撃を加えることに。トイレ後方の敵に対しての一撃目はかすった程度で、敵はユニットバス方向へ退避。移動する方向をめがけて二撃目を発射すると、羽の部分に命中、最後は排水孔近くに仰向けになったところにとどめをさした。
二撃目の命中部分にはもげた羽と脚があり、カビキラーの底知れぬ威力を実感したが、
人体への悪影響を懸念する声が国民の間には広まっており、今後の舵取りが注目される。