過剰人気に注意

アイビスSDの大西の好騎乗(内枠のカルストンライトオをスタート直後から外ラチ沿いに持っていく)や、ファインモーションの最後方から強襲勝利も見事だったが、アテネでの一戦も面白かった。
下馬評では破格の持ち時計で目下連勝中のラドクリフ有利と言われていたが、こういう人気のタイプはちょっと信用しづらい面もある。平坦コースの高速馬場向きで、今回のような坂のあるコースへの適性や、このクラスの大レースに初挑戦というマイナス面もある。ファインモーションではないが、この手のタイプは一気に突き抜ける可能性もあるが、今回の結果のようになる場合もあって、「見」にするのが得策かも知れない。
あと、金メダリストに失礼を承知だが、勝った野口みずきがシューズにキスをする姿が、どうしても靴の臭いを嗅いでいるようにしか見えず、その後、嘔吐してドクターに連れて行かれるという一連の流れに、深夜一人で笑ってしまった。徹夜の一人ハイテンション。