四国で新リーグ結成

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20040928-00000002-spnavi_ot-spo.html
 野球ファンとして嬉しいニュース。石毛宏典というのがちょっと不安要素な気もするけど、これは応援したい。今のシステムでは、野球浪人的な存在の受け皿が少なく、結果として底辺を狭めている気がするからだ。
 サッカーの天皇杯の記事http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/emp_cup/84th/column/200409/at00002578.htmlなどを読むと、野球ファンとしてうらやましく思う。トッププロ(あるいはナショナル・チーム)を頂点として、一貫とした構造があるし、さまざまな受け皿があるからだ。日本では、プロになりたいけど、高卒・大卒などの局面で引っ掛からなかった人たちの行き場は少ない。NOMO Baseball Club(http://www.nomo-baseball.jp/)みたいな存在はまだまだ少ないし、米独立リーグへ行くのもいろいろ制約が多かろう。
 ただ、もしもこの四国独立リーグが成功して、あるいは各地で似たようなリーグが発足していったとしても、問題は残る。「日本野球」に一貫した構造がないことだ。プロ野球の問題が大きくクローズアップされた昨今だけど、本当に問題なのは下は少年野球まで含んだ、野球全部のことだ。プロ・アマの垣根だけでも高い現状で、これは本当に大きな課題だろう。しかし、ここをなんとかしないことに、野球の未来は暗いと思う。