ジャパンカップダートを考えた

 ジャパンカップはまだ検討中だが、ジャパンカップダートはだいたい決めている。ここでアドマイヤドンに逆らうつもりはない、ということだ。この馬がアホみたいに強いのは生で見て身にしみている。だいたい、今回は展開面も味方だ。最内に入ったナイキアディライトはハナ切りたがろうが、前走みたいにテンはユートピアが勝る。さらにダートでも先行はしたいであろうローエングリンや、米国馬トータルインパクトなんかも前に行きそうだ。するともう、ドンは中団で構えてじっくり競馬すればよい。
 問題は相手と買い方。相手筆頭に挙げたいのは南米出身のトータルインパクト。やはり米ダート馬はあなどれないし、ちょっとこちら頭の馬単でもと思えてくる。そして、最後の切れでG1を勝てぬローエングリン、意外性のイーグルカフェ、滑り込み出走のレコードホルダーであるハードクリスタルなんかをおさえたいところ。しかし、ドン頭では馬単でも高配当は望めない。三連単といきたいところだが、相手筆頭といいながらも、外国馬にそこまでの確信はない。これは困ったものだ。これはもう、予想と馬券が乖離するのに構わず、オッズを見て決める。マイルチャンピオンシップデュランダルを本命にしたが、俺は予想家ではないのだから、予想通り来ても低配当ではつまらない。