ジャパンカップダートも再考したぞ

 昨日、ナイキアディライトユートピアにテンの速さで負ける、というような予想をしたが、これは多分誤りなので訂正したい。去年、ナイキはJBCスプリントでハナを切っているのだ。行こうと思えば行ける。そして、ここは行くべき一手だ。そう、俺は南関から中央に挑戦した一頭の馬を思い出す。オリオンザサンクス。あの見栄えのする快足馬が、フェブラリーステークスでどれだけのスピードで逃げ、美しく散っていったことか。今回は絶好の最内じゃないか、舶来の馬を向こうに回し、思い切ってぶっ放してくれ。ジャパンカップといえば‘日の丸特攻隊’サクラシンゲキ。男一代の花舞台である。
 ……などと書いたものの砂質の違いもあるだろうし、何よりナイキはスローの逃げ馬という印象。そして、本命ももちろんアドマイヤドン。朝起きたら虫になっていたとか、魔法少女になっていたという話もあるが、一晩経ってもこの本命は変わらない。そして、心なしかトータルインパクトへの信頼が増したようだ。これはもう感情的変化としか言いようがない。やはりこちらもこの二頭の折り返しから三連単三連単を馬券の中心に据えようというのも、かなりの心境の変化。しかし、連複や馬単のオッズを見て心変わりする可能性も無きにしやあらず。