サンマルクカフェのチョコクロについて

 今日、会社へ来たお客さんがおみやげに持ってきてくださった。クロワッサンにチョコがブッ刺さってる、そういう食べ物だ。お菓子風でもあるが、所詮はパン。というわけで、何個も食べるというわけにはいかず、結局二個食った俺にもう二個回ってきた。これはもう今日の晩飯だ。
 ところで、俺はサンマルクカフェもチョコクロも知らなかった。パッケージが自信ありげ(ロゴはオリジナルか。側面英文はfuturaの太いの、開いたところにある「美味しい食べ方」、右上のリードはクラフト童、食べ方本文はクラフト遊。クラフト童は細すぎてあまり使えないかと思っていたが可読性が案外高い。外面は色づかい、犬の絵も含めていい感じだが、食べ方のところはフォント使いすぎの感)だったので名の知れたものかと思い検索すると、なるほどはてなのキーワードにもなっている。俺の知らないところでいろいろな物どもがつくられ、流通し、消費されていく。君の知らないところで俺がなにか作り、流通し、消費されていく。
 というわけで、今し方残りの二つを食べた。「美味しい食べ方」にあるとおり、電子レンジで十五秒ほど加熱。そうしたらどうですか、爆発的に美味しくなった。上で美味いとも不味いとも書かなかったのは、美味いとも不味いとも思わなかっただけなのだが、加熱でここまで違いますか。仄かなバターの香りにとろけるチョコレート、絶妙じゃないですか。
 とか書いてないで、寒いからとっとと仕事を済ませて帰ろう。さすがに四個も食うと少しくどい。