クイーン賞(船橋)

 今年で五十回を数えます船橋クイーン賞。今年は中央四頭、他地区五頭、迎え撃つ南関勢五頭と、バラエティに富んだ組み合わせとなりました。
 さて、中央からはこの路線の常連レマーズガールグラッブユアハートが登場。しかしここは、あえて外を引いたレマーズガールを切りたい。前走芝のG1で惨敗仕方なしも、さらにさかのぼって上がり目なしと判断します。一方のグラッブユアハートは前走芝の重賞も着順ほどに負けておらず、こちらを取りたいと思います。トーセンジョウオーは前走休み明けで十キロ減らしてきたのがマイナスですが、内枠から先行策で粘る可能性も。クリスタルヴィオレはダート適性を秘めますが、秋五戦目で上がり目疑問です。
 他地区からは万が一の逃げがありそうなレイナワルツを。母親のレイナロバリーは、たしかジェイドロバリーの初年度くらいの馬でして、私が競馬をはじめた頃に走っていました。
 さて、南関勢。大将はと言いますと、いや大将では牝馬らしくない。かといって、女将といっては中央様ご一行お出迎えで気迫がたりない。改めて、エースはとなりますと、やはり重賞連勝中のプルザトリガー。このメンバーを迎えて試金石の一戦となりましょう。大外が気になるところですが、前走もすんなりと先行できなかったのに巻き返しての勝利。力はつけています。そして、女丈夫(ヴィラーゴ)とでも言いましょうか、ジーナフォンテンが帰ってきました。休み明けですが、調教具合はよさそうとのこと。ゴールドファミリー、ブルーマドンナの流れ込みまで考慮にいれますかどうか。
 今のところの結論といたしましては、グラッブユアハートからトーセンジョウオーレイナワルツプルザトリガージーナフォンテンまでと、あまりにも面白くなさそうな馬券。オッズを見ながら、いろいろこねてみようかと思います。

結果:馬体重や人気を見た結果、トーセンジョウオーから入ることに。枠単や三連複など買い散らかした(レマーズガールを切るのはやめて、ジーナとレイナを切りました)電話で実況を聞いただけなのですが、予想通り先行策を取れたものの伸びなかったみたいです。勝ったのはレマーズガールで二着にグラッブユアハートの「また君らか。」的決着。プルザトリガーは今のところ統一重賞では一歩及ばないようです。