グランツーリスモ4/ここが難しいところ


 とりあえず金を稼がないと新しい車が買えないし、同じレースばっかり走ってても面白くない。そこで、何かのレースの商品だったスカイラインの早そうなやつに資金投入。これが予想通り速かったので、頑張って資金稼ぎ。余裕が出てきたので変なアメ車のトラックっぽいのや中古のMR-2を買ったりした。
 MR-2といえば思い出すのは中学の担任教師。赤いMR-2が愛車で、授業を潰して「F-1でも採用されているミッドシップはスポーツカーにとって理に適った最高の形である」などと力説していたものである。しかし、その愛車も奥さんが運転できないという理由で手放すハメに。次の車はいきなりパジェロ(ミニだったかな?)で、スピードが出ないとぼやいていた。
 教師ついでに言えばもう一人えぐい車に乗る教師がいた。車種はよくわからなかったけれど、なんかのセダン。ただ、なんかもうタイヤが違う。車高が違う。排気管の太さが違う。エンジン音が違う。この教師も「持つべき者は整備工の友人」などと言って、リミッターカットがどうだとか脱線が多かった。通っていたのは普通の進学校だったはずなんだけど。
 そんなわけで、やや戦闘力に欠けるMR-2でシコシコレースに出ています。グラツーで難しいのは「どうやって勝つか」ではなく「うまいことコンピュータのレベルに合わせる」こと。ここらあたりの塩梅がどうにも難しい。地方競馬くらい車の戦闘力を細かくクラス分けしたりするのは無理だろうか。けど、それじゃ選択肢狭まってちょっと面白くないか。いやはや。