トリビアの泉の感想

 昨夜はトリビアの種しか見られなかった。が、それがなかなか面白かった。お得意の武器物であり、超スロー映像物である。すなわち、「ティッシュペーパーを何枚重ねれば拳銃の弾丸を防げるか」というネタである。これは発想からして面白い。薄いティッシュもたくさん重ねれば弾丸を通さなくなる、というのは想像できても、それが何枚か、というのは想像もつかない。おまけに超スローがいい。エネルギーが伝わってくる様子や、やっとのこと通り抜けてきた弾丸がよれよれになってる様子などが見られるのである。結果はなんだったか、二千五百枚で貫通せず、数えて二千四百何枚だったか。そういえば撮影は韓国だった。日本にも射撃場くらいありそうなものだけれど、こういう実験をするような許可は取れないんだろうな、きっと。
 一方、最近のヒットであるカブトムシ最強決定戦。これについて、既に発売されている他社のDVDを紹介していた。すなわちこのサイト(http://www.mushio.com/)である。何か紹介の仕方が不自然だったが、「ウチの企画のパクリじゃないか?」という指摘でもあったんだろうか。しかしまあ、トリビアでのカブトムシ決戦をを見たときに「次はカブトムシ対クワガタムシが見たい」などと思ったものだけど、時代の方はその百歩先を進んでいたのだ。「タガメ対ヒシムネカレハカマキリ」!「オオスズメバチ対ハブムカデ」!こういう世界が構築されてしまっていては、もはやトリビアの出る幕などあるまい。しかし、日本では格闘技が盛んだとは思っていたけれど、昆虫格闘技も盛んだったとは知らなかったな、いやはや。