ありがとう、岡部幸雄。

goldhead2005-03-10

 本日おこなわれた記者会見の内容を読んでから、また何か書こうかと思ったけれど、JRAのサイトではまだ見られない。しかし、いきなりちゃんと特設ページ(http://www.jra.go.jp/okabe/index.html)ができているのだから大したもの。それに、イベントだって目白押し(http://www.jra.go.jp/info/0503/20050310-event.html)だ。こういう便乗盛り上げは大歓迎なので、どんどんやってくれ、JRA。『○岡部幸雄騎手の「会長焼」(今川焼き)販売』なんて、何だかよくわからんが凄いぞ。
 うーん、しかし、岡部引退か。サンスポの独占手記(http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200503/ke2005031001.html)なんか読んでも、じーんとくるものがある。実のところ、俺は岡部ファン、岡部びいきってわけではなかった。けれど、岡部は騎手の上の方にどーんと構えてて、いざというときは頼れるおっさん(失礼)だった。思えば、どんどんターフを去っていった個性派の中の、一番の個性派だったのかもしれない。
 しかし、その手記にも出てくるけれど、岡部のシンボリルドルフへの思いはやはり並大抵のものじゃない。JRAの特設ページを見て「あ、そうかタイキシャトルか」と、慌てて右上の画像(バナー?ロゴ?)をこしらえたのだけれど、昨日、直感でシンボリの勝負服にしたのは間違いじゃなかった。
 今後は調教師にはならず(これにはずいぶん前から「ならないのではなく、なれないのだ」なんて噂もあったけれど)、しばらくは休むとのこと。そして、いずれ騎手の養成に携わりたいという話だけれど、競馬学校の教官なんかには収まらず、競馬全体の上の方にどーんと構えててほしいと思う。ほんとに。