どうしたんだ、ミラーマン

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050407-00000086-kyodo-soci

東京地裁で有罪判決を受けた早稲田大大学院の元教授植草一秀被告(44)=解職=は7日までに控訴せず、罰金50万円、手鏡1枚没収(求刑懲役4月、手鏡1枚没収)の判決が確定した。

 ガソリンをかぶって焼身自殺する覚悟のはず(id:goldhead:20050324#p3)じゃなかったのか、ミラーマン。まあ、判決直後に控訴を表明しなかったからには、これも想定の範囲内だったのかもしれないけれど。ただ、最後の最後まで戦い抜いて、その上で「裁判では負けたが潔白だ!」というのならば、まだ聞くべき部分もあるように思うが、これではちょっと厳しいものがある。しかしまあ、もうマスメディアに如何なる形でも登場するつもりはないんだろう。彼の故郷、鏡の国へ、否、経済と金融の国に帰ってしまうのだろう。これでいきなりとくダネ!だのWBSなどに出てきたら、それはそれで驚くけれど。
 それにしても、没収した手鏡は今後どうなるのだろう。裁判所の地下の奥底に、さまざまな事件で没収された物どもが封じ込められている一室があるのかもしれない。ああ、日本の司法が成立してのち、積み重ねられてきた罪悪の物ども。ミラーマンの手鏡も、九十九年後につくも神となりて、世の女性に災いをもたらすであろう。いや、九十九年も経てば、流石に銀色のつなぎとエアカーの世界が到来しているだろうから、手鏡の出番はないかもしれない。