"Here Come The Tears" the tears

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 一昨日届いてから、こればっかり聴いている。ブレット・アンダーソンとバーナード・バトラーが再結成したらならば、買わないわけにはいかないじゃないですか。……と思っていたのだけれど、「買わないわけにはいかない」なんて義務感(正直、バーナードのソロなどに感じていた)はどこへやら、これはいいアルバムです。思っていた以上に、ずっと。ヨーロッパをプレイグラウンドにしていた二つのクリーチャーが、疾走の果てにアポロのように月まで行ってしまうような妄想のような感じ。そう、実際のところはベッドの上でメソメソしてる感じがあるのがいい。愛する人を失ったこと、フィルムスターやアイドルの妄想、美しい敗者、美しい痛み。ここらあたりsuedeと一緒くたにしてるけど、仕方ないじゃないですか。それは。今のところのお気に入り曲は、えーと、それぞれ色々と個性があって悩むが、'Beautiful Pain'、'Two Creatures'、'Autograph'あたりかな。もうちょっとシンプルにギターが唸るような曲もあったらよかったかもしれんが。そう、できればこれ単発で終わらず、さらにバンドとして磨きをかけた次回作も楽しみにしたい。あと、曲のついでにバーナードの体型……いや、何でもない。いや、ほんと。