貴乃花親方大いに語る

 今朝、フジテレビのとくダネ!に貴乃花本人が生出演していた。あのマスコミ嫌いが、ここまでするのかと思った。誰の入れ知恵か知らないが、マスコミと不仲なのは得策じゃないと判断したのだろう。本人もなにやらマスコミを操るのに満更でもなさそうという感じ。が、しかし親切なとくダネ!出演者の指摘通り、出過ぎるのもよくないのだ。彼はかつての‘土俵の鬼’であり、今もって相撲の人間なのだろう。土俵の上の敵は倒せても、この人間社会はもっと恐ろしい鬼ばかりだ。果たしてうまいこと世渡りしていけるのかどうか。
 こうした露出の多さに文句を言っていたのが、みのもんたの方のワイドショーに出ていた‘一人タイガー&ドラゴン’龍虎。「テレビで呼びかけて解決するものではない」とか何とか。これはまさにその通りだろう。直接会えないのだったらお互いの弁護士同士を立てて問題の解決をはかればいいだけの話。それは決して最終手段じゃないはずで、このままでは本業もままなるまいて。ここらへん、勝さんの方が逆にその用意をしてるんじゃないかとも思われる。
 いずれにせよ、他にネタがないマスコミの、いや、日本国民の食い物になっているのだ、親方。俺のように自分の事を考えたくない人間は、こういう騷動を眺めて気を逸らしたくて仕方ないのだ。だから、努々気をつけることだ。気が付いたらとんでもない道化になってるかもしれないぜ。それと、俺は若貴よりも曙が好きだった。今の曙も見るに耐えない。