流れよ我が涙、と久米宏は言った

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2005/06/21/01.html

度重なる企画変更もむなしく2ケタに乗ったのは5月15日(10・3%)の1回のみ。ゴールデンの番組としては惨敗した。

 初回(id:goldhead:20050418#p2)をちょっと見て、その後もチャンネルを変える合間にチラリチラリとは見ていたけれど、やはりダメだった。いかんともしがたいくらいぬるい印象だった。日本の芸人志願を韓国に連れて行ったり、漫画家志願を台湾に連れて行ったり、そんなのは電波少年の方がよっぽど苛烈だったじゃないか。それに、わざわざゴールデンタイムにアジアのクッキング教室も無いだろうと(他はあまり知らないが、だいたい想像が付く)。だから俺は、記事にもあるとおり「“久米神話”が完全に崩壊したわけではない」というのには賛成できる。何か無難に、ちょっと遅めの時間にインタビューの番組でも。とりあえずそんなあたりなら、ちょっと見てみたいような気もするのだ。ただ、「生放送でこそ発揮される瞬発力」も、歳が歳だけにどうなのか。いや、みのもんたが朝から暴れてるんだ、少なくとも古舘伊知郎よりマシだろう。しかし、その古舘も今の報道ステーションの立ち位置がろくでもないくらい外れのようで、テレビの適材適所も難しいものだ。