炊飯器を買ったのがマイラーズカップの後だったから、米生活も結構馴染んできたころだ。そこで、ここ最近の僕の食生活を顧みるに、当初の料理への情熱はどこへやら、というあんばいだ。メニューは主に二つしかない。それを三、四日続けて交代、という感じ。
一つは豚丼。玉ねぎ半分をスライスして、薄切りの豚肉二、三枚と一緒にレンジで加熱。その後フライパンに移して豚丼のたれ(甘辛い帯広風のやつ。メーカー失念)をかけて、一瞬だけ煮込んで完了。時間もかからないし、簡単この上ない。
もう一つはトマト缶煮込み。百円のトマト缶を鍋に入れ、そこへレンジで加熱した玉ねぎと鶏肉、あるいはシーチキンを入れ、塩コショウケチャップソースタバスコなどを適当に入れて、ちょっと煮込むだけ。一缶で三食分、すなわち晩飯三日分くらいになるので楽だ。しかも、簡単この上ない。
で、後はご飯があればいいだけなので、完全に調理がルーチン化しているというわけ。一年中お好み焼きを食べていたときも、そこら辺の調理の簡素化、ルーチン化に心地よさを感じていたというのも確かだった。
というわけで、今の食生活に不満はないのだけれど、一つだけ気がかりなのは栄養。お好み焼きは小麦粉、玉子、キャベツ、肉と完全食の雰囲気で、一年食い続けて平気だったが、これらはどうだろう。まあ、今のところ大丈夫だけれど、ここのところの暑さに参りつつあるのも確かで、慎重に様子を見守っていきたいと思う。