見逃した二つのレース

http://www.netkeiba.com/news/news.html?param[no]=15933
 一つ目は黒潮盃。南関三歳世代の飛車角級マズルブラストに別路線の素質馬ドラゴンシャンハイ、それにJDDで上位入線のボンネビルレコードブラウンコマンダーと、なかなか興味深いレース。……だったのだが、すっかり忘れて馬券も買わず映像も見ずに帰宅してしまった。とはいえ、ボンネビルレコードから買うつもりは一切なく、買わず得だったと思おうか。ただ、マズルブラストにはいいところ見せて貰いたかったが……。
http://www.netkeiba.com/news/news.html?param[no]=15936
 二つ目はインターナショナルステークスゼンノロブロイの世界挑戦だ。とはいえ、自分はグリーンチャンネルなど無いので、見逃したもくそもないといえばそれまでなのだけれど。で、日刊スポーツ紙で結果を知った。海外経験豊富な武豊が騎乗停止を喰らうくらいの追い込みだったらしいが、惜敗とのこと。しかし、的場文男あたりがヨーロッパルールで乗ったら、一発で失格になってしまうんじゃないだろうか。
 ところで、勝ち馬の名前はエレクトロキューショニストElectrocutionist)という舌を噛みそうな名前。似た名前でエロキューショニスト(Elocutionist)なんてのを思い出すが、そちらの意味は「雄弁家」。では、エレクトロキューショニストはなんだろうと調べてみると、electrocutionで「感電死、電気死刑」。これは恐い、「電気死刑執行人」って感じの意味だろか。そういや昔アメリカにエクスターミネーター(Exterminator)で「絶滅者、皆殺し人」なんて名馬もいたしな。うーん、対抗して日本も「ハラキリ」で攻めてみたらどうか。いや、縁起が悪そうでダメだ。ならば「ゲイシャ」か。いや、ゲイシャは‘灰色の幽霊’ネイティヴダンサーの母の名にあるではないか。やはり無難に冠名を用いよということなのか。