堀江貴文は赤ヘルの夢を見るか?

http://www.sankei.co.jp/news/050819/sei032.htm

 ライブドア社長の堀江貴文氏(32)が国民新党亀井静香自民党政調会長が立候補する衆院広島6区から無所属で出馬することが19日決まった。

 俺は経済のことなどよくわからないし、市場や相場など言われてもなんのことやわからぬ。ただ、こんな俺でもわかるのは、本来の価値よりも安いときに買え、という当たり前のことだ。まだまだ価値がありそうなのに、安いものを。それを気づかせてくれたのはホリエモンだ。プロ野球人気の低迷で野球が安値になっていたとき、彼はこれに目を付けた。結果参入ならなかったが、ライブドアの名は参入騷動に参入しただけ国民の知るところとなった。そして、ニッポン放送。インターネットの成長で影が薄くなりつつあったメディアも、これまた大きな渦を巻き起こした。フジサンケイグループの中核という点があったとしても。
 となると、今安値なのは議席なのか。政治か、政治家なのか。こう言ってはなんだが、自民党の分裂でもなければ、自由連合から出馬ってのが堀江氏の妥当なラインだろう。ところが、球界や放送業界の時とは違って、その世界の盟主(今のところは)が、三顧の礼とまではいかないまでも、是非にと招いてくれているのだ。それに、これまた参入騷動への参入だけでますます名前は売れるときている。
 で、肝心の選挙はどうなるだろう。無所属で推薦もないとなると、県連も動きようがない。こうなると前回万全のはずの亀井氏に肉薄した民主党候補が有利にも思えるが、まあ楽しみにしよう。そして、堀江氏に願うことは、広島に行くついでに、カープを買収してくれ、とは言わないが、樽募金に幾らか落としていってくれませんか。いや、その、新球場の命名権とかどうですか、ねえ?