君はハイテンションベストテンを見たか?

 ガキの使いのハイテンションベストテン(だったかな?)を途中から見た。品川庄司の庄司が出てきたところだった。しかしまあ、庄司はヤバイ進む肉体。出始めのころは、‘光速のツッコミ’が注目されたりもしたが、鍛え過ぎじゃないのか、君は寺門ジモンになりたいのか、という感じ。そういえば先日、フジテレビの登龍門だったかで、品川庄司の漫才を久々に見た。そこでも庄司は、肉体をフルに活かしてやたらキレまくるという芸をしていたっけ。面白さのキレはいまいちだったが。
 しかしまあ、体を幾ら鍛えてもハイテンションは難しい。その点で、遠藤章造の方が、たとえ肉体が寂しいものであっても一日の長がある。そして、江頭2:50。久々に見たと思ったら、体調不良で休養していたとのこと。言われてみれば髮の毛が寂しいような気もする。なんとなく周りの雰囲気が「おかえり」という優しげなものであったのが気がかりだ。で、最後に出てきたのは山崎邦生。こちらは期待通りのスベリっぷりで、ギリシア悲劇もかくやという痛切さであった。今回で終わりと言わず、また見たいものだが、見ている間、ときどきテレビから目を背けたくなる二律背反。「こわいもの見たさ」に分類していいのかどうか。