夏競馬の終わりに

 テイエムプリキュアという馬が新馬勝ちしたらしい。プリキュアといえば、ぶっちゃけありえないのであろう。ネットうろついていれば、アニメ見なくてもそれくらい知ってる。しかし、これが「ドングリは農作物」と命名を突っぱねたJRAの認めるものだとは驚きだ。とはいえ、トラストピカチュウだのトラストミュウツーだのがいたから、ここらへんには甘いのかもしれない。今開催の新馬では、コスモスザクなんて馬も見かけたな。と、コスモスで切ってはいけない。これはバンダムザクとは違って、ちゃんとした岡田美佐子さん名義のコスモ軍団であった。
 ……などと逃避したくなるのは馬券が悪かったからで、ちょぼちょぼの単勝などを回す分にはよかったが、メーンの新潟2歳ステークスでやられた。やや無理目承知で内田博幸のマイネサンサンから。サンサンですよ、サンサン。凱旋門賞馬。それが、メイワパッサーと種付けしてスプライトパッサー。その子がマイネサンサン。デビュー戦直線だけで17頭ブッコ抜き。鞍上内田博幸。わざわざ川崎のコスモの馬持ってきて内田乗せるんだから、勝負や、と。
 いや、ショウナンタキオン強かった。田中勝春の長い長いG1の冬にも終わりを告げるか、というのは気が早すぎるかもしれないが。二着はニシノフジムスメで、この夏一番印象に残った馬(id:goldhead:20050717#p1)と言えるかも知れない。後藤と吉田豊にはご用心。で、サンサン四角あたりではあるかと思ったけど、行き場も失った感じでハンドル切りまくってたかな。いずれにせよ、上位馬とは差があったか。
 西のメーンは小倉2歳ステークスで、こちらはアンカツの馬など買っていたけどダメだった。武豊も小倉年間重賞完全制霸。こうなったら小倉男としてメイショウカイドウと秋の中央場所に望んで欲しいが、それはないか。