プレーオフおもしろいよプレーオフ(17日分)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051016-00000077-mai-soci

 プロ野球パ・リーグプレーオフ第2ステージ「ソフトバンク対ロッテ」第4戦を16日、衛星、ケーブル放送以外で首都圏で初めて生放送したテレビ東京には、視聴者から放送を感謝する電話が多数寄せられた。

 プレーオフがことのほか面白い。むろん、衛星とケーブルと無縁の俺が頼ってきたのはラジオ。ニッポン放送で‘楽天初代監督’田尾安志の解説つきのを聴く。ロッテがスポンサーだからか、関東圏だからか、実況がやや「ロッテ寄りで中立感がない」とは思うが、あまり気にならなかった。昨夜はテレビ東京でやっているのも見たが、なぜかラジオに戻ってしまった。ラジオには妙な親密感があると思う。
 いや、しかしなんだろう、試合の中身から、ロッテがほとんど優勝一歩手前まで行ってそこから盛り返すこの流れ。まれに見る好勝負じゃないですか。野球面白いわ。というわけで、テレビ東京は視聴率には目をつぶって(というのは民放にとって絶望的に無理な話だろうけど)、これを放送してもらいたい。頑張れ、いいぞ。
 しかし、こうなるとセ・リーグプレーオフだな、と思う。たしかに六チーム中三チームというのはかなり甘すぎる条件だ。いろいろと問題点はある。ただ、同一リーグ内のチーム同士での短期決戦、というのは今までなかったギミックだ(局面によって現れるのは別にして)。やるなら再来年といわず来年からやれ。
 ところで、俺が応援しているのはロッテ。これでもかという具合で良い選手を集めるホークスより、いつの間にかがっちりとしたチームを作ったロッテを応援したい。何せ、来年のカープの監督はマーティ・ブラウン。ボビーみたいにチームを作ってくれ。そういう願いをも込めた、手前勝手なロッテ贔屓なのである。ここは最終戦なんとか取って、阪神―ロッテという時代が時代なら冗談でしかなかった日本シリーズを、是非(もちろん広島がそれを笑えないのは言うまでもない)。