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25日、30日に東京競馬場で行われる第132回天皇賞・秋(GI・芝2000m)に、天皇、皇后両陛下がご来場されることが分かった。
そういう話がいつから出ていたのかわからないが、俺にとっては降って湧いたようなニュースだ。なにせ天覧競馬である。天覧競馬についての俺の熱い思いは以前書いた（id:goldhead:20041028#p1）通りだが、通りだが……、なんだろう、あまりよく覚えていないな。
明治天皇は、よほど競馬がお好きであった。春秋の横浜根岸競馬場へは、前後十八回も行幸になった。
―吉川英治「天皇と競馬」（1953年）
多分、この吉川英治の文章を読んだばかりだったから、ちょっとヒートアップしていたんだろう。なんかgifアニで日章旗クルクルさせてるし。いや、しかし俺はともかくJRAの悲願であることには変わりあるまい。折しもディープインパクトの登場で世間の耳目が集まっているこのとき、天覧競馬開催となればもう大フィーバー確定って感じかもしれない。
で、問題の馬の方。俺は昨日、珍しく平日に内外タイムスを買った。一面に清水成駿の名を見たからだ。で、その清水曰くハーツクライとゼンノロブロイの一点勝負。なんかもう、久々に清水に乗ってみたくなった。しかし、ハーツクライの鞍上はルメールか。果たして外国人騎手はありやなしや。しかし、サーヤ様ご成婚というのに「クライ」は縁起が悪いか。あるいは、女帝論にぎやかな昨今、スイープトウショウは？ ……む、競い馬から離れてしまったか。まあいい、当日は「エンペラー」を馬名・血統に含む馬に注意しつつRoyalな競馬を楽しもうではないか。
