ここはジョーク・アベニューです

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000042-nks-kin

平凡な外飛を打ち上げると「オレの飛距離はすごいだろ! 」と得意げな顔でリブジー・コーチの顔をチラリ。

 打撃投手が新井貴浩に扮し、新外国人コーチをかついで大笑い、というニュース。いや、いいじゃないですか、この雰囲気。サプライズ!ワーハッハッハ!みたいな。やめてくれよ、マーティ、みたいな。そうだよ、カープに足りなかったのはこれだよ、これ。そうだ、今年のキャンプを思い出してみよう。
http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20050224#p5

 去年は飲み屋で喧嘩をして顎を割られた木村一喜が、今年は監督の酒を盜み飲んだという話。まるで文化大革命時の「自己批判」の如き晒されっぷりである。しかし、私はそれよりも、上に引用した部分が気になった。たしかに「森伊蔵」は幻の酒などといわれ、入手が困難なのはわかる。だからといって、別の酒を足すことはないじゃないですか。それが‘ミスター赤ヘル’と言われた男のやることですか。今必要なのは監督交代ではないのか。

 どうですか、この差。「焼酎を盜み飲み」→「別の酒をつぎ足す」。まさに士農工商鎖国政策、百姓一揆の世界である。それにひきかえ、マーティー・ブラウンを得て文明開化した新生カープ、かなり期待してもいいのではないかと思わざるを得ないのである(来年の今ごろ何と言っているかわかったものではないが)。