http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/05season/draft/live/draft2.html
巨人―横浜間の栂野雅史、越智大祐を巡る綱引きに比べれば話題にはならなかったが、楽天との間で取り合いになりかけた梵英心（id:goldhead:20051021#p3）。裏でやり取りがあったのか、楽天の内部事情によるものかわからないが、結果的に無事指名できて何より。即戦力として内野レギュラー取りに挑んでほしい。他にも素質高めで楽しみな選手が多そうだ。
しかしなんだ、一つ苦言というか、気になるのは、左腕がおらんということ。新外国人のショーン・ダグラス（http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw200511180012.html）も右投げだ。もっとも、このダグラスはシュールストロムが連れてきた大男なので、まず外れはなかろう。とはいえ、いくらなんでも左腕不足が課題と言われているなか、これは一つの無為の冒険のようにも思える。もちろん、「単に左腕で投げる投手」はいらないし、盲目的な左対左信仰ではないけれど、どうなのかな、と。
とはいえ、マーティー・ブラウンがきっと何か策を講じてくれるはずだ（二次ドラフトやトレード、解雇選手獲得の道もまだまだあるけど）。それがマーティー・マジック。ここらあたりは、気の早すぎるマーティー信仰と呼ばれても構わない。去年までの反動だ。
あとはそうだ、本塁打王・新井貴浩の弟の新井良太が中日に。数年前から弟の噂はあって、一塁と三塁に新井、という夢のような、一歩間違うと悪夢のような内野に対する期待もあったが、さすがにカープ内の需要からは外れた。とはいえ、落合博満のもとで兄に負けない活躍をすれば、これまた一つのプロ野球の話題になるのではないか。
