根岸ステークス&京都牝馬ステークス

 ここのところのダート路線は目を見張る充実ぶり。フェブラリーステークスが楽しみだ、と思わせる前哨戦のメンバー。とはいえ、むしろここメイチじゃあないかと思わせるトウショウギアを本命にしてみた。千四ならG1馬相手にもヒケは取らんという思い込み。
 で、ハナか二、三番手を予想していたのだが、それよりやや後ろからで、道中アタマを上げて行儀が良くない。「これはちょっと駄目か……」と諦めたが、直線はインで伸びてくる。くそ、がんばれ!と思ったのもつかの間、リミットレスビッドがぶち抜ける。相手としては上々(六番人気)だ! と思いきや、柴田善臣タイキエニグマに交わされて涙、涙。
 まあ、このレース、内田博幸がうまく乗ったのもあるが、それだけじゃなく馬も強いな。内田はアジュディミツオーだろうけど、田中勝春はフェブラリーどうするんだろう。サンライズバッカスメイショウボーラーあたりも次走に向けて悪くはなかったか。プライドキムシーチャリオットに土を付けた実績からこのまま終わってほしくはないが……。あと、バランスオブゲーム。千八あたりでもう一度ダート挑戦もありじゃないと思うが、どうだろう。
 京都牝馬ステークスは松永幹生のメイショウオスカル本命。オッズから単勝太目だったのだが、これがもう結構夢を見たのだが……マイネサマンサ交わせず。頼みの綱の連複に一縷の望みを託すも、チアフルスマイルの強襲。西も東もか……とブルーになるも、なんと同着。一応は上々といいたいところだが、悲しいことに枠連。同枠レクレドールに保険をかけたのが裏目だ、ちくしょう。
 あとは、えーと、贔屓馬のアクレイムがやっとこさ勝てた。府中のうちにもう一度くらい、是非。
 それと、2レース未勝利戦のテンジンテンリュウ。デビュー戦単勝82.3倍で、1.4秒差の7着。出遅れから差を詰めたところに見所があるとはいえ、これがしばらくの間単勝一番人気していたのだから正直異常オッズ。これが川崎あたりなら飛びつくところだが、中央でも同じ事だった。結果、先行から押し切る競馬で、落ち着いたオッズは980円。今後気を付けよう。