忘れないで君が折り鶴折ってたときのことを

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060224AT1E2301223022006.html

 永田氏は肉体的・精神的に憔悴(しょうすい)した状態とされ、夜に都内の病院に入院した。

 今回の堀江メール問題の顛末には、正直落胆した。爆弾がどこでもいいから爆発すればいいくらいに思っていたが、あまりにも予想通りというか、単純なところで爆発して終わりという具合。いや、「永田寿康入院」というちゃちな筋書きで鎮火を試みているところか。これもまあショボイ話で、いざとなったら政治家入院ってのは、巨悪・重鎮の老人がやる手であって、そんな昔の(今も?)自民的なところを真似したってしかたない。真似するんなら、最初から裏も表も知り尽くした小沢一郎に話を通しておけばこうはならなかったろう(この辺から小沢がらみの陰謀論を空想しても楽しいかな)。
 まあそりゃ、永田が精神的にヤバイ状態にあるってのは疑う余地もない。これで平気の平左だったら、それこそ正気を疑う。ただね、せめてそのヤバイ状態を世間様に晒して詫びを入れとくくらいはするべきだろう。むしろ、そっちの方がちょっとは同情されるかもしれない(党にとってよろしくないことをぶちまけられたらたまらない、というのがあるかもしれないが)。
 それにしても永田ってのは東大卒から大蔵省って直球エリートなんだから驚く。そこらへんの百人集めてきて永田より頭のいい人間がいる確率は相当低いだろう。それなのに、これ。学力と頭の良さ(地アタマ?)は別物と考えるべきなのか、頭の良さを決定的に曇らせる何かがあると考えるべきなのか。対応も含めて前原と野田も一緒だ。
 しかしなんだ、悪より無能を憎むとはいわないが、このお粗末ぶり。心証的にクロって言うけれど、そんなのは当たり前だ。政界全体そんなに信用されちゃいねえよ。堀江メールの件を聞いたとき「まさか武部さんが!」とか「ホリエモンがそんなことをするはずがない!」って、そういう意味で驚いた奴なんて皆無だろう。心証的なことなら、そこらへんの居酒屋でくだを巻いてりゃいい。しかし、国会の場でその程度のことするんなら、いいから金返せって話だ。こんなもんに江戸っ子は木戸銭払えねえんだ、べらんめぇ。

……というわけで、なんだかわからないが、江戸っ子になってしまったので、ここで終わろう。しかし、俺はどうも自分自身がこれほどプロセスに対する軽視に対してけっこうな嫌悪感を抱くことを発見して意外な思いだ。飛躍や空想の方が好きなんだけれど。それと、西村眞吾に続いて永田寿康テレビタックルあたりには呪いでもあるのだろうか。いや、単にテレビに出るような目立ちたがり屋が刺されるというだけなのだろうか。Who's next?